なぜ、板金・塗装では、お客様の車と保険の書類が外へ広がってしまうのですか?

預かっている情報の側から、板金・塗装の受け渡しの形を見ています。

この記事は、お客さまの環境を調べたうえでの助言ではありません。

板金・塗装で何ができるかは、この記事では扱いません。

書いてあるのは、板金・塗装でなぜ外へ広がるのかという理由だけです。

この記事は当社の型に沿って機械が組んだものです。

なぜ板金・塗装の預かり書類は外へ広がるのか?車と一緒に、書類も人の手を渡る形

「保険の書類、代理店に送っておいて。」

修理の代金は、お客様ではなく保険から出ることがあります。

そのため、書類は何社ものあいだを回ります。

写真も、見積も、事故のときの様子も一緒です。

回った先で何枚になったかは、数えていません。

なぜ、板金・塗装では、お客様の車と保険の書類が外へ広がってしまうのですか?

代金を払う人が、お客様と別だからです。

板金・塗装が預かっているのは、車だけではありません。

車台の番号、登録の内容、事故のときの様子も預かります。

その内容は、保険の会社にも渡ります。

代理店にも、部品を出す会社にも渡ります。

一つの修理で、相手は三つにも四つにもなります。

板金・塗装では、預かった情報はどんな順番で手を渡りますか?

六つの受け渡しに分かれます。

板金・塗装の六つの受け渡し 1 お車をお預かりし て傷を記録する 2 ★広がりやすい 見積を作って保険 と突き合わせる 3 部品を発注して段 取りする 4 作業して記録を残 5 検査してお引き渡 しする 6 ★広がりやすい 請求と修理の記録 を残す
図1 板金・塗装で情報が手を渡る六つの場面と、外に広がりやすい場面

一つ目、お車をお預かりして傷を記録する。

二つ目、見積を作って保険と突き合わせる。

三つ目、部品を発注して段取りする。

四つ目、作業して記録を残す。

五つ目、検査してお引き渡しする。

六つ目、請求と修理の記録を残す。

外へ広がりやすいのは、二つつ目と六つつ目です。

二つ目では、事故の様子と車の内容が外の会社へ渡ります。

六つ目では、その控えが何年も手元に残ります。

どちらも、代金をいただくためにやっていることです。

なぜ「保険と突き合わせるところ」で決めておくと効くのですか?

そこで、渡す相手がいちばん増えるからです。

見積は、こちらだけで決まりません。

保険の会社が、直す範囲を見ます。

代理店が、あいだに入ります。

書類は、その全部を通ります。

通った先の控えまでは、こちらから見えません。

1.なぜ、事故の様子まで書くのですか?

直す範囲が、そこで決まるからです。

ぶつけ方によって、傷の届く先が変わります。

見えない所まで直すかは、そこで判断します。

判断の元になるので、細かく書きます。

細かく書いたものは、そのまま外へ渡ります。

お客様の運転の話まで、書かれることがあります。

2.なぜ、写真がたくさん残るのですか?

直す前と後を、見せる必要があるからです。

直したあとでは、元の傷は見えません。

だから、預かった日に何枚も撮ります。

写真には、車の番号も写ります。

駐車していた場所が写ることもあります。

撮った枚数を、あとから数えることはありません。

3.なぜ、修理の記録を消せないのですか?

あとから問われることがあるからです。

直した所は、何年か経って話になることがあります。

そのとき、記録がなければ答えられません。

だから、長く置いておきます。

置き場は、事務所の棚と手元の端末です。

どちらにも同じものがあることは、よくあります。

4.なぜ、代車の記録まで関わるのですか?

お客様に、車をお貸しするからです。

代車をお貸しするには、免許の内容を伺います。

控えを取ることもあります。

控えは、返却が終われば要りません。

けれど、捨てる時期は決めていません。

要らなくなったものほど、忘れられます。

同じ一件の修理が、四つの手元に載る 工場の預かり票 保険の会社の書類 代理店の控え 部品を出す会社の伝票 代金を払う人が、別にいる 回るのは車ではなく、事故のときの記録
図2 同じ一件の修理が、四つの手元に載る

四つとも、同じ一台の車のことです。

払う人が別なので、書類も別々に回ります。

回った先の控えは、こちらでは数えられません。

板金・塗装の情報の守り方は、誰に相談すればよいのですか?

渡し方を決めるところから、当社がご相談を承ります。

この記事では「なぜ外へ広がるのか」だけを書きました。

どの場所で何を決めるかは、仕事の流れを見ながらご一緒に整理します。

決め方が決まれば、あとは同じ形で回すだけになります。

ブレインコミュニティへご相談渡し方を決めるところまでを、業種の流れに沿って整理します。お客さまの環境を調べたうえでの診断や点検はいたしません。

よくあるご質問

Q1.なぜ、これは板金・塗装で起きるのですか?

代金の出どころが外にあるからです。

お客様が直に払う修理ばかりではありません。外が払うから、外へ書類が回ります。

Q2.なぜ、突き合わせる前に決めておくと効くのですか?

渡す中身が、そこで決まるからです。

渡す前なら、どこまで書くかを選べます。渡したあとでは、書きすぎた分も戻せません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

書かないと、代金が出ないからです。

細かく書くほど、直す範囲が通りやすくなります。書いた人が責められる形にはなっていません。

Q4.なぜ、写真が問題になるのですか?

写すつもりのない物まで写るからです。

傷を撮ると、その周りも入ります。車内やお住まいの様子が写ることもあります。

Q5.なぜ、古い記録が危ないのですか?

誰も見ていないからです。

使っている記録は、間違いがあれば気づきます。使っていない記録は、出ていても気づきません。

まとめ

板金・塗装の書類が外へ広がるのは、不注意の問題ではありません。

代金を払う人が別にいる、という仕事の形から生まれます。

形を変えられないなら、書き方と残し方を先に決めることになります。

決める場所は、保険と突き合わせるところと、記録を残すところです。

どちらも、修理を止めずに決められます。

まず、何から始めればよいですか?

まず、どこで何を決めるかを、ご一緒に絞ります。

ブレインコミュニティへご相談渡し方を決めるところまでを、業種の流れに沿って整理します。お客さまの環境を調べたうえでの診断や点検はいたしません。

板金・塗装では、決める場所は二つです。

どちらも、板金・塗装の仕事を止めずに決められます。

先に決めておけば、あとは同じ形で回せます。

業種ごとの仕事の流れを整理して、決める場所を絞るところまでをお手伝いします。

お客さまの環境を調べたうえでの診断や、セキュリティの点検はいたしません。

自動車整備や中古車販売など、近い業種も別に用意します。

ブレインコミュニティ合同会社

業種ごとの仕事の流れを整理して、決断の手前までをお手伝いします。

ご相談は無料です。