なぜ、製造・工場では、お客様の図面と作り方が外へ広がってしまうのですか?

預かっている情報の側から、製造・工場の受け渡しの形を見ています。

この記事は、お客さまの環境を調べたうえでの助言ではありません。

製造・工場で何ができるかは、この記事では扱いません。

書いてあるのは、製造・工場でなぜ外へ広がるのかという理由だけです。

この記事は当社の型に沿って機械が組んだものです。

なぜ製造・工場の図面は外へ広がるのか?作り方が、そのまま値打ちになる形

「この治具の写真、共有しておいて。」

うまく作るための工夫は、現場で生まれます。

工夫は、写真と手順書に残します。

残さないと、次の人が同じ物を作れません。

残したものは、外へも持ち出せます。

なぜ、製造・工場では、お客様の図面と作り方が外へ広がってしまうのですか?

作り方が、そのまま値打ちになるからです。

製造・工場が預かっているのは、注文だけではありません。

お客様の図面と、こちらの作り方の両方を持ちます。

どちらも、外に出せないものです。

それでも、現場で共有しないと作れません。

共有した内容は、持ち出せる形になります。

製造・工場では、預かった情報はどんな順番で手を渡りますか?

六つの受け渡しに分かれます。

製造・工場の六つの受け渡し 1 ★広がりやすい 企画して設計する 2 資材を調達して仕 入れる 3 ★広がりやすい 生産の準備と工程 を組む 4 製造して加工する 5 品質を確かめて出 荷する 6 経理と事務をまと める
図1 製造・工場で情報が手を渡る六つの場面と、外に広がりやすい場面

一つ目、企画して設計する。

二つ目、資材を調達して仕入れる。

三つ目、生産の準備と工程を組む。

四つ目、製造して加工する。

五つ目、品質を確かめて出荷する。

六つ目、経理と事務をまとめる。

外へ広がりやすいのは、一つつ目と三つつ目です。

一つ目では、お客様の図面が手元に来ます。

三つ目では、こちらの作り方が手順書になります。

どちらも、作るためにやっていることです。

なぜ「工程を組むところ」で決めておくと効くのですか?

作り方が、そこで形になるからです。

工夫は、人の頭の中では引き継げません。

だから、手順書と写真に残します。

残した時点で、持ち出せる形になります。

持ち出しても、気づく手立てがありません。

決めるのは、残すときだけです。

1.なぜ、作り方を残すことになるのですか?

人が替わっても、作る必要があるからです。

工夫は、その人の頭の中にあります。

その人が休むと、同じ物ができません。

だから、手順書と写真に残します。

残せば、誰でも同じ物が作れます。

外の人でも、同じことができます。

2.なぜ、お客様の図面まで持つのですか?

図がないと、作れないからです。

寸法も、材料も、図で決まります。

図は、お客様の商品そのものです。

その図を、現場に置いて作ります。

現場には、何人もの方がいます。

誰が見たかは、数えていません。

3.なぜ、現場に紙が出るのですか?

手元に置かないと、作れないからです。

機械を動かしながら、手順を見ます。

画面を見に戻る余裕はありません。

だから、紙にして手元に置きます。

置いた紙は、その日のうちに片づきません。

何枚出したかは、数えていません。

4.なぜ、辞めた人の手元にも残るのですか?

覚えるために、写すからです。

手順を覚えるとき、自分用に写す方がいます。

写したものは、その人の持ち物になります。

辞めるとき、返す先がありません。

返す決まりも、作っていないことが多いです。

同じ業界の別の会社へ移ることもあります。

同じ一つの品が、四つの記録に残る お客様の図面 工程の手順書 現場に出した紙 工夫の写真 作り方を、残して引き継ぐ 外へ広がるのは製品ではなく、作り方そのもの
図2 同じ一つの品が、四つの記録に残る

四つとも、同じ一つの品のことです。

残さないと引き継げず、残すと持ち出せます。

どちらか片方だけを選ぶことができません。

製造・工場の情報の守り方は、誰に相談すればよいのですか?

渡し方を決めるところから、当社がご相談を承ります。

この記事では「なぜ外へ広がるのか」だけを書きました。

どの場所で何を決めるかは、仕事の流れを見ながらご一緒に整理します。

決め方が決まれば、あとは同じ形で回すだけになります。

ブレインコミュニティへご相談渡し方を決めるところまでを、業種の流れに沿って整理します。お客さまの環境を調べたうえでの診断や点検はいたしません。

よくあるご質問

Q1.なぜ、これは製造・工場で起きるのですか?

作り方が、値打ちだからです。

できあがった品を見ても、どう作ったかは分かりません。だから作り方を残すことが、そのまま持ち出せる形を作ってしまいます。

Q2.なぜ、工程を組むところで決めると効くのですか?

形になるのが、そこだからです。

残すときなら、どこに置き、誰が見られるかを決められます。残したあとは、持ち出されても気づく手立てがありません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

残さないと、引き継げないからです。

人が替わっても、同じ品質の物を作る必要があります。手順を残した人が責められる形には、そもそもなっていません。

Q4.なぜ、作り方が重いのですか?

同じ物が、よそでも作れるからです。

図だけを渡しても、同じ品質にはなりません。現場の工夫まで一緒に出ると、よそでもそのまま同じ物が作れてしまいます。

Q5.なぜ、辞めた方の写しが問題になるのですか?

返す決まりが、ないからです。

在籍中は、手順を覚えるために必要な写しです。辞められたあとは、返していただくお願いしかできなくなります。

まとめ

製造・工場の図面が外へ広がるのは、不注意の問題ではありません。

作り方を残して引き継ぐ、という仕事の形から生まれます。

形を変えられないなら、置き場と持ち出し方を先に決めることになります。

決める場所は、工程を組むところと、現場の紙のところです。

どちらも、生産の手を止めることなく決められます。

まず、何から始めればよいですか?

まず、どこで何を決めるかを、ご一緒に絞ります。

ブレインコミュニティへご相談渡し方を決めるところまでを、業種の流れに沿って整理します。お客さまの環境を調べたうえでの診断や点検はいたしません。

製造・工場では、決める場所は二つです。

どちらも、製造・工場の仕事を止めずに決められます。

先に決めておけば、あとは同じ形で回せます。

業種ごとの仕事の流れを整理して、決める場所を絞るところまでをお手伝いします。

お客さまの環境を調べたうえでの診断や、セキュリティの点検はいたしません。

金属加工や食品加工など、近い業種も別に用意します。

ブレインコミュニティ合同会社

業種ごとの仕事の流れを整理して、決断の手前までをお手伝いします。

ご相談は無料です。