なぜ、物流倉庫では、荷主から預かった台帳が外へ広がってしまうのですか?

預かっている情報の側から、物流倉庫の受け渡しの形を見ています。

この記事は、お客さまの環境を調べたうえでの助言ではありません。

物流倉庫で何ができるかは、この記事では扱いません。

書いてあるのは、物流倉庫でなぜ外へ広がるのかという理由だけです。

この記事は当社の型に沿って機械が組んだものです。

なぜ物流倉庫の荷主データは外へ広がるのか?同じ荷物を四つの帳面で数える仕事の形

「先方の在庫、一覧にして送っておいて。」

荷主ごとに形が違うので、その場で作り直します。

作り直したものは、送った人の手元に残ります。

翌月も、同じことをします。

気づくと、荷主の名前が入った控えが、あちこちに増えています。

なぜ、物流倉庫では、荷主から預かった台帳が外へ広がってしまうのですか?

荷物より、荷物の記録のほうが広く回るからです。

物流倉庫が預かっているのは、荷物だけではありません。

誰が何をいくつ持っているか、という記録も預かっています。

記録は、荷物と違って置き場を選びません。

送れば増え、開けば残ります。

荷物は一つですが、記録は何枚にもなります。

物流倉庫では、預かった情報はどんな順番で手を渡りますか?

六つの受け渡しに分かれます。

物流倉庫の六つの受け渡し 1 荷主から入庫の予 定を受け取る 2 ★広がりやすい 伝票を写して台帳 に入れる 3 在庫の数を荷主へ 返す 4 注文をもとに出荷 の指示を作る 5 ★広がりやすい 送り状を作って配 送業者へ渡す 6 月末に請求と報告 をまとめる
図1 物流倉庫で情報が手を渡る六つの場面と、外に広がりやすい場面

一つ目、荷主から入庫の予定を受け取る。

二つ目、伝票を写して台帳に入れる。

三つ目、在庫の数を荷主へ返す。

四つ目、注文をもとに出荷の指示を作る。

五つ目、送り状を作って配送業者へ渡す。

六つ目、月末に請求と報告をまとめる。

外へ広がりやすいのは、二つ目と五つ目です。

二つ目では、荷主の形に合わせて手で作り直します。

五つ目では、届け先の名前と住所が、外の会社へ渡ります。

どちらも、荷物を動かすためにやっていることです。

なぜ「台帳に入れるところ」で決めておくと効くのですか?

そこで、記録の枚数が決まるからです。

伝票の形は、荷主ごとに違います。

そろえるために、いったん手元へ写します。

写したものは、消す決まりがなければ残ります。

残ったものは、次の月にも使われます。

使われているものは、もう消せません。

1.なぜ、荷主の台帳を手元へ写すのですか?

荷主ごとに、伝票の形が違うからです。

届く伝票は、荷主の会社の形で作られています。

倉庫の台帳とは、並びが違います。

そろえないと、数が合いません。

そろえる作業は、手元でやります。

手元へ写した時点で、控えが1枚増えます。

2.なぜ、送り状で外へ広がるのですか?

届け先の名前と住所が、要るからです。

荷物を届けるには、届け先が要ります。

届け先は、荷主のお客さまです。

その名前と住所を、配送業者へ渡します。

渡した先で、どこまで残るかは見えません。

見えないところは、決められません。

3.なぜ、月末にまた広がるのですか?

1か月ぶんを、並べ直すからです。

保管料も作業料も、動いた数から出します。

数を出すには、1か月ぶんを並べます。

並べた表には、荷主の取引の量が出ます。

その表は、事務所と荷主のあいだを行き来します。

行き来した控えは、両方に残ります。

4.なぜ、荷主どうしの情報まで関わるのですか?

同じ倉庫に、競い合う会社が並ぶからです。

一つの倉庫が、何社もの荷物を預かります。

同じ棚の並びに、同じ業界の会社が入ります。

一覧を1枚出すと、隣の会社の量も見えます。

見えてよい相手と、そうでない相手が混ざります。

混ざったまま出すと、あとで分けられません。

同じ荷物が、四つの帳面に別々に載る 荷主の台帳 倉庫の台帳 配送業者の送り状 事務所の請求 形をそろえるため、手元へ写す 広がるのは荷物ではなく、荷主の名前
図2 同じ荷物が、四つの帳面に別々に載る

四つとも、同じ一つの荷物のことです。

帳面の形が違うので、写さないと合いません。

写した数だけ、荷主の名前が増えていきます。

物流倉庫の情報の守り方は、誰に相談すればよいのですか?

渡し方を決めるところから、当社がご相談を承ります。

この記事では「なぜ外へ広がるのか」だけを書きました。

どの場所で何を決めるかは、仕事の流れを見ながらご一緒に整理します。

決め方が決まれば、あとは同じ形で回すだけになります。

ブレインコミュニティへご相談渡し方を決めるところまでを、業種の流れに沿って整理します。お客さまの環境を調べたうえでの診断や点検はいたしません。

よくあるご質問

Q1.なぜ、これは物流倉庫で起きるのですか?

荷物と記録の両方を預かるからです。

記録は形を変えて何度も写されます。荷物は一つでも、記録は何枚にもなります。

Q2.なぜ、台帳に入れる前に決めておくと効くのですか?

写す枚数が、そこで決まるからです。

写す前なら、置き場も消す時期も一つに決められます。写したあとでは、どこに何枚あるか数えられません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

写さないと、数が合わないからです。

形の違う伝票を、そのまま並べることはできません。写す作業は、荷物を動かすために要る作業です。

Q4.なぜ、配送業者へ渡すのは避けられないのですか?

届け先がなければ、荷物が届かないからです。

渡す中身は減らせても、なくすことはできません。減らせる分だけを、先に決めておく話になります。

Q5.なぜ、月末にまとめて危なくなるのですか?

1か月ぶんが、1枚の表になるからです。

1日ぶんなら数行ですが、1か月ぶんは取引の形まで読めます。1枚で出るものほど、外に広がったときの幅が広くなります。

まとめ

物流倉庫の情報が外へ広がるのは、不注意の問題ではありません。

形の違う帳面を手元で写してそろえる、という仕事の形から生まれます。

形を変えられないなら、写し方のほうを先に決めることになります。

決める場所は、台帳に入れるところと、送り状を渡すところです。

どちらも、荷物を止めずに決められます。

まず、何から始めればよいですか?

まず、どこで何を決めるかを、ご一緒に絞ります。

ブレインコミュニティへご相談渡し方を決めるところまでを、業種の流れに沿って整理します。お客さまの環境を調べたうえでの診断や点検はいたしません。

物流倉庫では、決める場所は二つです。

どちらも、物流倉庫の仕事を止めずに決められます。

先に決めておけば、あとは同じ形で回せます。

業種ごとの仕事の流れを整理して、決める場所を絞るところまでをお手伝いします。

お客さまの環境を調べたうえでの診断や、セキュリティの点検はいたしません。

運送や引越しなど、近い業種も別に用意します。

ブレインコミュニティ合同会社

業種ごとの仕事の流れを整理して、決断の手前までをお手伝いします。

ご相談は無料です。