AI業務棚卸は、業種を選ぶだけで、仕事の流れの工程ごとにAIに任せられる作業と、1年間の削減効果の目安が分かる無料の診断です。このページでは、その85業種の診断を何から作り、どう確かめているかを、件数と日付つきで説明します。
業種は、日本標準産業分類(総務省)の分け方で決めています。そのうえで、85業種を、業務の流れと台帳の中心が同じになる13の型に集約しました。2026年10月20日に、85業種の全部をどれかの型に当て終えています。
同じ型の業種は、仕事の始まりから請求までの流れが同じ形になります。違うのは、扱う物や書類の呼び方と、その業種にしか無い業務です。そこで、型ごとに業務の一覧の基準を作り、業種ごとに呼び方を直し、足りない業務を足しています。
業種ごとに、基準の業務の全部を1行ずつ、次の4つのどれかに判定しています。
そのうえで、その業種にしか無い業務を、業種ごとに30〜70行足しています。
書類は、158種類の帳票を基準にし、どの帳票を元に次の帳票を作るかという受け渡しを415行持っています。業務の流れの線は、この受け渡しから引いています。
業種ごとの業務の一覧は、人が1件ずつ書くのではなく、型と判定から機械が作ります。作るたびに、次のことを機械が調べ、1つでも当てはまれば止めます。
当社(代表1人の会社)に、この方法を当てて確かめました(2026年10月25日)。会社の規模に合わない業務を外す仕組みで、当社では行わない145行のうち86行が外れました。実際に行っている124行のうち、誤って外れたのは2行でした。
誤って外れた2行は、どちらも業種の言葉への言い換えによるものでした。
診断でお出しする「1年間の削減効果」は、次の式で計算しています。
業種ごとに、下の表の統計の産業の区分のどれかの単価を使います。どの区分を使っているかは、各業種のページの最後に書いています。農業は調査の対象外のため、業種を選ばない診断と同じく、令和3年調査計(全産業)の単価を使います。
| 統計の産業の区分 | 労働費用総額(千円/月) | 人件費の単価(円/時間) |
|---|---|---|
| 金融業,保険業 | 610.565 | 3,816 |
| 学術研究,専門・技術サービス業 | 608.696 | 3,804 |
| 情報通信業 | 577.690 | 3,611 |
| 建設業 | 531.612 | 3,323 |
| 不動産業,物品賃貸業 | 490.511 | 3,066 |
| 製造業 | 476.149 | 2,976 |
| 教育,学習支援業 | 465.097 | 2,907 |
| 運輸業,郵便業 | 378.498 | 2,366 |
| 医療,福祉 | 361.190 | 2,257 |
| 卸売業,小売業 | 354.143 | 2,213 |
| 生活関連サービス業,娯楽業 | 312.298 | 1,952 |
| サービス業(他に分類されないもの) | 290.078 | 1,813 |
| 宿泊業,飲食サービス業 | 216.886 | 1,356 |
| 令和3年調査計(全産業) | 408.140 | 2,551 |
いいえ。業務の型と判定は1回だけ作り、85業種に当てるのは機械です。同じ入力なら同じ答えが出ます。業種ごとに抜けや他の業種の言い方が残っていないかも、機械が毎回調べています。
厚生労働省「令和3年就労条件総合調査 結果の概況」第16表の、業種別の常用労働者1人1か月平均の労働費用総額です。これを160時間で割って、1時間あたりの単価にしています。次の調査が出たら替えます。
診断は業種の典型の会社の形で出しています。実際のご相談では、御社での呼び方と、御社だけの業務に合わせて一覧を直しながら進めます。会社の規模に合わない業務は、外す仕組みがあります。
分析:大川行成(ブレインコミュニティ合同会社 代表/元・富士通総研 BPRコンサルタント)
業務改善とAIの側から、八十五の業種の仕事の形を分析しています。資格が要る手続きそのものの判断や助言をするものではありません。 → この人について
この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組み、大川行成が八十五本すべてを確認しています。