なぜ、不動産・売買仲介では、引き渡したあとに話が戻るのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、不動産・売買仲介の取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜ不動産売買は、引き渡し後に話が戻るのか?一生に数回しか経験しない商習慣

ご案内をして、お気に召していただきました。

ご契約をいただき、お引き渡しをしました。

半年たって、雨漏りのご連絡がありました。

不動産・売買仲介では、これが起こることがあります。

そして、買った方も、売った方も、初めての経験でした。

なぜ、不動産・売買仲介では、引き渡したあとに話が戻るのですか?

買う方も売る方も、慣れていないからです。

家を買うのは、一生に一度か二度です。

売るほうも、同じくらいの回数です。

何を確かめるべきかを、経験で知る人はいません。

知らないので、聞かれたことだけを見ます。

聞かれなかったことは、見ないまま進みます。

見なかったところは、住み始めてから出てきます。

不動産・売買仲介の仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

不動産・売買仲介の六つの工程 1 売りたい方のご相談や お問い合わせ 2 物件のご案内 3 お申し込みと 条件のすり合わせ 4 ★決めそこねやすい ご説明とご契約 5 残代金とお引き渡し 6 ★決めそこねやすい お住まいになってから
図1 不動産・売買仲介の取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、売りたい方のご相談やお問い合わせ。

二つ目、物件のご案内。

三つ目、お申し込みと条件のすり合わせ。

四つ目、ご説明とご契約。

五つ目、残代金とお引き渡し。

六つ目、お住まいになってから。

尾を引くのは、六つ目です。

六つ目のお住まいになってからのところで、話が戻ってきます。

決めておけるのは、四つ目のご説明とご契約だけです。

今回は、ご説明とご契約のところを見ます。

なぜ「ご説明とご契約」で残しておかないと、あとで示せないのですか?

引き渡したあとは、直す相手がいなくなるからです。

売った方は、代金を受け取って離れます。

住むのは、買った方だけになります。

何かあっても、話す相手はもういません。

こちらが間に立っても、決める力はありません。

だから、確かめる場所は契約の日にしかありません。

その日に書いたものだけが、あとで開けます。

1.なぜ、傷みの話であとから行き違うのですか?

見えるところと、見えないところがあるからです。

壁の内側も、床の下も、開けて見ることはできません。

売る方も、そこまでは知りません。

知らないことは、伝えようがありません。

住み始めれば、水も湿気も毎日通ります。

通ったあとで、初めて分かります。

2.なぜ、隣地との境で話がこじれるのですか?

線が、地面には引いていないからです。

塀や生垣は、境の線とは限りません。

長く住むうちに、置き方も変わっています。

図面の線と、いまの姿は合わないことがあります。

合わないことに気づくのは、建て替える時です。

その時、売った方はもういません。

3.なぜ、口頭のお話が残らないのですか?

決める人が、その場に何人もいるからです。

買う方、売る方、それぞれのご家族がいます。

話は、いろいろな場面で少しずつ進みます。

誰が誰に言ったかは、後から追えません。

追えないものは、言った言わないになります。

書いたものだけが、全員で同じものを見られます。

4.なぜ、担当者との信頼が決めごとを薄くするのですか?

任せていただくほど、確かめる場が減るからです。

不動産・売買仲介は、担当者への信頼で選ばれます。

信頼された分、細かい確認は省かれます。

省いたところは、良い話のまま進みます。

進んだあとで、前提が違うと分かります。

その時、頼りにされた分だけ強く言われます。

慣れていない者どうしで、大きな取引をする 初めて売る方 初めて買う方 何十年も残る建物 何を確かめるかを、誰も知らない 住み始めてから、見ていない所が出る
図2 慣れていない者どうしで、大きな取引をする

どれも、同じ一件の中の話です。

経験の数が違うので、線がそろいません。

引き渡したあとは、話す相手がいません。

不動産・売買仲介の取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いは不動産・売買仲介で起きるのですか?

買う方も売る方も、慣れていないからです。

家の売り買いは一生に数回です。何を確かめるべきかを、経験で知る人はいません。

Q2.なぜ、契約の日に残しておかないといけないのですか?

引き渡したあとは、直す相手がいなくなるからです。

売った方は代金を受け取って離れます。住むのは、買った方だけになります。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

見えるところと、見えないところがあるからです。

壁の内側も床の下も開けて見られません。売る方も、そこまでは知りません。

Q4.なぜ、隣地との境でこじれるのですか?

線が、地面には引いていないからです。

塀や生垣は境の線とは限りません。気づくのは建て替える時で、売った方はもういません。

Q5.何から始めればよいですか?

去年、引き渡しのあとに来たご連絡を数えることからです。

そのうち、契約の書面に書いてあったものが何件かを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

不動産・売買仲介のもめごとは、説明の丁寧さの問題ではありません。

慣れていない者どうしで、大きな取引をする形から生まれます。

何を確かめるかを、その場の誰も知りません。

残しておけるのは、契約の日だけです。

不動産・売買仲介では、その日が一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

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