なぜ、ガソリンスタンドでは、値段のことで毎日聞かれるのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、ガソリンスタンドの取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜガソリンスタンドは、毎日値段を聞かれるのか?仕入れ値が、よそで毎日決まる商習慣

朝、看板の値段を書き替えました。

昨日入れた方から、上がったと言われました。

上げたのは、こちらの都合ではありません。

ガソリンスタンドでは、これが起こることがあります。

そして、隣の店の看板もすぐ横に見えています。

なぜ、ガソリンスタンドでは、値段のことで毎日聞かれるのですか?

仕入れの値が、こちらの外で毎日動くからです。

元の値は、遠いところで決まります。

決まった値が、日ごとに届きます。

届いた値に合わせて、看板を書き替えます。

書き替えた理由は、看板には書けません。

見えるのは、数字だけです。

昨日入れた方には、昨日の数字しか残っていません。

数字だけを見れば、店が上げたように見えます。

ガソリンスタンドの仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

ガソリンスタンドの六つの工程 1 通りがかりの方や 地域の常連から 2 ★決めそこねやすい 掛売りや会員の取り決め 3 仕入れと価格の掲示 4 給油とご案内 5 ★決めそこねやすい 洗車や点検の追加 6 ご精算と請求
図1 ガソリンスタンドの取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、通りがかりの方や地域の常連から。

二つ目、掛売りや会員の取り決め。

三つ目、仕入れと価格の掲示。

四つ目、給油とご案内。

五つ目、洗車や点検の追加。

六つ目、ご精算と請求。

抜け落ちるのは、六つ目です。

六つ目のご精算と請求で、積んだ分が一度に見えます。

取り決めを置けるのは、二つ目の掛売りや会員の取り決めだけです。

ここでは、掛売りや会員の取り決めを開いて見ます。

なぜ「掛売りや会員の取り決め」で決めておかないと、あとで示せないのですか?

入れたあとは、返してもらえないからです。

油は、入れた瞬間に使われます。

使われたものは、取り戻せません。

後払いなら、代金だけが残ります。

残った代金は、払われないこともあります。

その時、担保になるものはありません。

渡した油は、走った先で無くなっています。

だから、条件は入れる前に決めるしかありません。

1.なぜ、掛売りの回収でもめるのですか?

先に渡して、後からいただく形だからです。

法人のお客様には、後払いをお願いされます。

断れば、そのお客様は他所へ行きます。

行かせたくないので、受けます。

受けた分は、毎日積み上がります。

止まった時、積んだ分が一度に残ります。

2.なぜ、追加のご案内で気まずくなるのですか?

車から降りられない場だからです。

給油の間、お客様は車の中にいます。

その場で、洗車や点検をご案内します。

断るには、その場で言うしかありません。

言いにくさは、こちらには見えません。

見えないまま、後で不満になります。

3.なぜ、隣の店との値段で比べられるのですか?

看板が、道から見えるからです。

値段は、通りに向けて掲げます。

隣の店の看板も、同じように見えます。

違いは、走りながらでも分かります。

分かれば、安いほうへ入られます。

入られない日は、理由も聞けません。

4.なぜ、常連の方ほど条件が古いままなのですか?

毎回、同じように入れられるからです。

ガソリンスタンドの入口は、地域の常連です。

毎週のように、同じ形で来られます。

止まらないので、見直す日が来ません。

決めた条件は、何年も前のものです。

その間に、値も量も変わっています。

外で決まる値を、店の看板で背負う 遠くで決まる仕入れの値 書き替える看板 毎日来られるお客様 動いた理由が、伝わらない 値上げが、店の判断に見える
図2 外で決まる値を、店の看板で背負う

三つとも、同じ一日のことです。

決める場所が違うぶん、どこかがずれます。

入れたあとでは、返してもらえません。

ガソリンスタンドの取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いはガソリンスタンドで起きるのですか?

仕入れの値が、こちらの外で毎日動くからです。

見えるのは数字だけです。数字だけを見れば、店が上げたように見えます。

Q2.なぜ、入れる前に決めておかないといけないのですか?

入れたあとは、返してもらえないからです。

油は入れた瞬間に使われます。後払いなら、代金だけが残ります。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

先に渡して、後からいただく形だからです。

断れば他所へ行かれます。止まった時、積んだ分が一度に残ります。

Q4.なぜ、追加のご案内で気まずくなるのですか?

車から降りられない場だからです。

断るにはその場で言うしかありません。言いにくさは、こちらには見えません。

Q5.何から始めればよいですか?

いまの掛売りの残りを、お客様ごとに並べることからです。

そのうち、条件を書いたものが残っているものを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

ガソリンスタンドのもめごとは、値付けの問題ではありません。

外で決まる値を、店の看板で背負う形から生まれます。

動いた理由は、看板には書けません。

隣の看板は、いつでも同じ道から見えています。

決めておけるのは、入れる前だけです。

看板の数字だけが、道から見えています。

上がった理由は、そこには書けません。

ガソリンスタンドでは、その前が一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

ご紹介ページに、どんなご相談を受けているかが並んでいます。

ご相談は、事務所へ直接なさってください。

自動車整備や小売・ECなど、近い業種も別に用意します。

ブレインコミュニティ合同会社

業種ごとの仕事の流れを整理して、決断の手前までをお手伝いします。

ご相談は無料です。