なぜ、医療・介護では、ご家族との説明で行き違うのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、医療・介護の取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜ医療・介護は、家族との説明で行き違うのか?受ける人と決める人が違う商習慣

ご本人にご説明し、ご了解をいただきました。

治療を進め、経過をお伝えしました。

後日、ご家族から聞いていないと言われました。

医療・介護では、これが起こることがあります。

そして、その方はその場にいらっしゃいませんでした。

なぜ、医療・介護では、ご家族との説明で行き違うのですか?

受ける方と、決める方が同じとは限らないからです。

治療を受けるのは、ご本人です。

ご本人が、いつも判断できるとは限りません。

ご家族が決めることもあります。

そのご家族が、何人もいらっしゃることもあります。

全員が同じ日に来られるとは限りません。

来られなかった方には、人づてに伝わります。

医療・介護の仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

医療・介護の六つの工程 1 ほかの医療機関からの ご紹介や救急でのご来院 2 診察と検査 3 ★決めそこねやすい ご説明と方針のお決め 4 治療やご入院 5 ★決めそこねやすい 経過のご報告 6 退院とその後
図1 医療・介護の取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、ほかの医療機関からのご紹介や救急でのご来院。

二つ目、診察と検査。

三つ目、ご説明と方針のお決め。

四つ目、治療やご入院。

五つ目、経過のご報告。

六つ目、退院とその後。

長引くのは、五つ目です。

五つ目の経過のご報告のところで、聞いていない話が出ます。

決めておけるのは、三つ目のご説明と方針のお決めだけです。

この記事では、三つ目だけを見ます。

なぜ「ご説明と方針のお決め」で残しておかないと、あとで示せないのですか?

始めたあとは、選ばなかった道が見えないからです。

方針を決める時には、いくつかの道があります。

一つを選べば、ほかの道は進みません。

進まなかった道の結果は、誰にも分かりません。

分からないので、後からは比べられません。

比べられないまま、選んだ道の結果だけが残ります。

だから、何を比べて選んだかを残すしかありません。

1.なぜ、ご家族の中で話が割れるのですか?

聞いた方と、聞いていない方がいるからです。

説明の場に来られるのは、近くにお住まいの方です。

遠方の方には、電話や人づてで伝わります。

伝わる間に、細かいところは落ちます。

落ちた話を聞いた方には、別の絵が見えます。

別の絵どうしでは、話が合いません。

2.なぜ、急いでいる時ほど説明が薄くなるのですか?

救急では、待てないからです。

医療・介護の入口には、救急があります。

その場は、決めるより先に動くことが要ります。

動きながら、短くご説明します。

短いご説明は、あとまで残りません。

残らないものは、落ち着いてから問われます。

3.なぜ、費用の話が後から出るのですか?

かかる額が、経過で変わるからです。

点数も、日数も、進み方で変わります。

始める日には、いくらになるか言えません。

言えないので、その話は後回しになります。

後回しにしたものは、請求の日に見えます。

見えた日に、初めて驚かれます。

4.なぜ、ご紹介での受け入れが難しいのですか?

前の医療機関での話を、知らないからです。

ご紹介では、経過の書面が付いてきます。

書面には、検査と診断が書かれます。

どう説明されたかは、書かれません。

ご本人は、前の説明を覚えています。

覚えとこちらの話が違えば、不信になります。

受ける人と決める人が、同じ場にいない ご本人 その場のご家族 その場にいないご家族 説明が、人づてに伝わる 聞いた話が、家族の中で食い違う
図2 受ける人と決める人が、同じ場にいない

三つは、別々ではなく同じお一人のことです。

受け取る道筋が違うので、そろえるには手が要ります。

始めたあとでは、選ばなかった道が見えません。

医療・介護の取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いは医療・介護で起きるのですか?

受ける方と、決める方が同じとは限らないからです。

ご家族が何人もいらっしゃることもあります。全員が同じ日に来られるとは限りません。

Q2.なぜ、方針を決める時に残しておかないといけないのですか?

始めたあとは、選ばなかった道が見えないからです。

進まなかった道の結果は誰にも分かりません。比べられないまま、結果だけが残ります。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

聞いた方と、聞いていない方がいるからです。

伝わる間に細かいところは落ちます。別の絵どうしでは、話が合いません。

Q4.なぜ、急いでいる時ほど説明が薄くなるのですか?

救急では、待てないからです。

決めるより先に動くことが要ります。短いご説明は、あとまで残りません。

Q5.何から始めればよいですか?

去年、聞いていないとご指摘のあった件数を数えることからです。

そのうち、説明の記録が残っていたものが何件かを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

医療・介護のもめごとは、医療の質の問題ではありません。

受ける人と決める人が、同じ場にいない形から生まれます。

人づてに伝わる間に、細かいところは落ちます。

残しておけるのは、方針を決める日だけです。

医療・介護では、その日が一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

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