なぜ、農業・農園では、約束した量が揃わないことが起きるのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、農業・農園の取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜ農業・農園は、約束した量が揃わないのか?天気が決める商習慣

春に、この量でとお話をいただきました。

その量を見込んで、作りました。

夏の長雨で、採れた量が減りました。

農業・農園では、これが起こることがあります。

そして、減った分をどうするかは決めていませんでした。

なぜ、農業・農園では、約束した量が揃わないことが起きるのですか?

採れる量を、こちらで決められないからです。

種をまく日は、こちらで決められます。

採れる量は、天気で決まります。

天気は、約束をした日には分かりません。

分からないものを、数で約束することになります。

約束した数と、採れた数は毎年違います。

良い年は問われず、足りない年にだけ問われます。

違った年に、どうするかが問われます。

農業・農園の仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

農業・農園の六つの工程 1 農協や直売所、 産地直送のご注文 2 ★決めそこねやすい 作付けの計画 3 育てる期間 4 収穫 5 選別と箱詰め 6 ★決めそこねやすい 出荷とご精算
図1 農業・農園の取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、農協や直売所、産地直送のご注文。

二つ目、作付けの計画。

三つ目、育てる期間。

四つ目、収穫。

五つ目、選別と箱詰め。

六つ目、出荷とご精算。

食い違うのは、六つ目です。

六つ目の出荷とご精算で、その年の差が出ます。

取り決めを置けるのは、二つ目の作付けの計画だけです。

作付けの計画を、順に見ていきます。

なぜ「作付けの計画」で決めておかないと、あとで示せないのですか?

まいたあとは、作る量を変えられないからです。

まく面積は、その年の初めに決まります。

決めたあと、増やすことはできません。

季節は、一年に一度しか来ないからです。

減ったからといって、買って足せば別の物です。

季節を一つ飛ばせば、答えは翌年まで出ません。

だから、量が動いた時の話は先にするしかありません。

先にしていなければ、採れた日にする話になります。

1.なぜ、等級の見方で行き違うのですか?

見た目の揃いを、人の目で決めているからです。

大きさも、色も、少しずつ違います。

どこから上かは、見る人が決めます。

送る側と受け取る側で、目が違います。

違ったまま届けば、話は届いた日に出ます。

その日には、もう次の便が動いています。

2.なぜ、届く時期の話が効いてくるのですか?

採れる時期を、後ろにずらせないからです。

実は、待ってはくれません。

採り遅れれば、味も見た目も落ちます。

受け取る側にも、都合の良い日があります。

合わない年は、どちらかが折れることになります。

折れ方を決めていなければ、その年ごとに揉めます。

3.なぜ、直に送る注文ほど話が薄いのですか?

お客様と、じかにやり取りするからです。

産地から直に送る注文は、電話や手紙で来ます。

毎年のお付き合いで、書面は交わしません。

書かないので、量も時期も口約束です。

口約束は、良い年には問題になりません。

問題になるのは、採れなかった年だけです。

4.なぜ、農協を通すと分かりにくくなるのですか?

間に入る先が、いくつもあるからです。

出したものは、集められて先へ回ります。

どこへ行ったかは、こちらには見えません。

見えないので、値の決まり方も追えません。

追えないものは、確かめようがありません。

確かめられないまま、精算だけが来ます。

決められない量を、数で約束する 春の作付けの計画 天気で動く収穫 秋のご注文の数 ずれた年の決め方が無い 採れた日に、その年の話し合いが始まる
図2 決められない量を、数で約束する

どれも、同じ一年の中の話です。

決められる度合いが違うので、そろえるには手が要ります。

まいたあとでは、量を足せません。

農業・農園の取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いは農業・農園で起きるのですか?

採れる量を、こちらで決められないからです。

まく日は決められます。採れる量は天気で決まり、約束の日には分かりません。

Q2.なぜ、作付けの日に決めておかないといけないのですか?

まいたあとは、作る量を変えられないからです。

季節は一年に一度です。買って足せば、それは別の物になります。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

見た目の揃いを、人の目で決めているからです。

どこから上かは見る人が決めます。話が出るのは、届いた日です。

Q4.なぜ、直に送るご注文ほど口約束になるのですか?

お客様と、じかにやり取りするからです。

毎年のお付き合いで書面は交わしません。問題になるのは、採れなかった年だけです。

Q5.何から始めればよいですか?

去年、約束した量と出せた量の差を並べることからです。

そのうち、先に決め方を話していたものが何件かを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

農業・農園のもめごとは、作り方の問題ではありません。

決められない量を、数で約束する形から生まれます。

採れた日には、もう作り足せません。

天気は、こちらの都合を待ってはくれません。

決めておけるのは、まく前だけです。

天気は、約束をした日を知りません。

農業・農園では、その前が年に一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

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