なぜ、旅行代理店では、こちらの落ち度でないことで責められるのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、旅行代理店の取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜ旅行代理店は、自社の落ち度でない話で責められるのか?他人の手配を束ねる商習慣

ご希望どおりに、宿と便を手配しました。

当日、便が欠航になりました。

夜中に、お客様からお電話をいただきました。

旅行代理店では、これが起こることがあります。

そして、飛ばさなかったのは当社ではありません。

なぜ、旅行代理店では、こちらの落ち度でないことで責められるのですか?

お売りするのが、他社の手配を束ねたものだからです。

宿も、便も、現地の車も、別の会社のものです。

こちらがするのは、選んで束ねることです。

束ねたものは、一つの旅として届きます。

一つに見えるので、窓口も一つに見えます。

止まった時、お客様が呼ぶのはこちらです。

呼ばれても、動かせるものは多くありません。

旅行代理店の仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

旅行代理店の六つの工程 1 店頭や法人、 団体からのご相談 2 ★決めそこねやすい 行き先と条件のお取り決め 3 手配と申し込み 4 ご出発前のご案内 5 ★決めそこねやすい ご旅行中のご対応 6 お帰りのあとのご精算
図1 旅行代理店の取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、店頭や法人、団体からのご相談。

二つ目、行き先と条件のお取り決め。

三つ目、手配と申し込み。

四つ目、ご出発前のご案内。

五つ目、ご旅行中のご対応。

六つ目、お帰りのあとのご精算。

長引くのは、五つ目です。

五つ目のご旅行中のご対応で、動かせないものを求められます。

決めておけるのは、二つ目の行き先と条件のお取り決めだけです。

ここでは、行き先と条件のお取り決めを開いて見ます。

なぜ「行き先と条件のお取り決め」で決めておかないと、あとで示せないのですか?

動き出したあとは、直せるものが無いからです。

出発してしまえば、行き先は変えられません。

宿も便も、押さえた日で埋まっています。

止まった時にできるのは、代わりを探すことだけです。

代わりが無い日も、あります。

無い日にどうするかは、先に決めるしかありません。

決めていなければ、その場で言い合いになります。

1.なぜ、取り消しの費用でもめるのですか?

決まりが、束ねた先ごとに違うからです。

宿には宿の、便には便の決まりがあります。

同じ日に取り消しても、かかる額は別々です。

お客様には、一つの旅行に見えています。

一つに見えるものから、別々の額が出ます。

出た時に、初めて中身の話になります。

2.なぜ、現地での困りごとがこちらに来るのですか?

連絡がつく先が、こちらしかないからです。

旅行代理店は、困った時に連絡がつくかで選ばれます。

現地の会社とは、言葉も時差も違います。

だから、まずこちらへ電話が来ます。

来たものは、受けざるを得ません。

受けた分の手間は、代金には入っていません。

3.なぜ、団体のご旅行で話が食い違うのですか?

決める方と、行く方が違うからです。

お申し込みは、幹事の方がなさいます。

行くのは、その他の皆さんです。

聞いていた話は、人づてに伝わります。

人づての話は、少しずつ変わります。

変わったまま、当日に持ち込まれます。

4.なぜ、法人の出張手配ほど記録が薄いのですか?

速さが、いちばん求められるからです。

出張の手配は、その日のうちに求められます。

電話やひとことの依頼で動きます。

書面を待っていては、席が無くなります。

だから、先に押さえてから確かめます。

確かめる前に変更が入れば、費用だけが残ります。

他人の手配を、一つの窓口で売る 宿と便と現地の会社 束ねた一つの旅行 止まった時のご連絡 止まった時の決め方が無い 動かせない者が、矢面に立つ
図2 他人の手配を、一つの窓口で売る

三つは、別々ではなく同じ一件のことです。

決まりの持ち主が違えば、同じ形には収まりません。

出発のあとでは、直せるものがありません。

旅行代理店の取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いは旅行代理店で起きるのですか?

お売りするのが、他社の手配を束ねたものだからです。

一つに見えるので、窓口も一つに見えます。呼ばれても、動かせるものは多くありません。

Q2.なぜ、出発前に決めておかないといけないのですか?

動き出したあとは、直せるものが無いからです。

代わりが無い日もあります。無い日にどうするかは、先に決めるしかありません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

決まりが、束ねた先ごとに違うからです。

同じ日に取り消しても、かかる額は別々です。お客様には一つの旅行に見えています。

Q4.なぜ、現地での困りごとがこちらに来るのですか?

連絡がつく先が、こちらしかないからです。

現地の会社とは言葉も時差も違います。受けた分の手間は、代金には入っていません。

Q5.何から始めればよいですか?

去年、ご旅行中にお電話をいただいた件数を数えることからです。

そのうち、先に決め方を書いていたものが何件かを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

旅行代理店のもめごとは、手配の腕の問題ではありません。

他人の手配を、一つの窓口で売る形から生まれます。

止まった時、動かせる者は電話の先にいません。

決めておけるのは、出発する前だけです。

旅行代理店では、その前が一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

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