なぜ、ビルメンテナンス・清掃では、やっているのに足りないと言われるのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、ビルメンテナンス・清掃の取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜビル清掃は、やっても足りないと言われるのか?どこまでで足りるかが決まっていない商習慣

決めた回数で、決めた場所を清掃しています。

ある日、汚れているとご指摘をいただきました。

その場所は、前の日に済ませていました。

ビルメンテナンス・清掃では、これが起こることがあります。

そして、汚れたのはそのあとです。

なぜ、ビルメンテナンス・清掃では、やっているのに足りないと言われるのですか?

どこまで掃除すれば足りるかが、決まっていないからです。

清掃した直後が、いちばんきれいです。

その後は、使われるたびに汚れます。

見られるのは、たいてい汚れたあとです。

見た方には、やっていないように映ります。

やった記録は、その場には残りません。

残らないものは、していないことと同じに見えます。

ビルメンテナンス・清掃の仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

ビルメンテナンス・清掃の六つの工程 1 ビル管理会社や 施設からのご委託 2 ★決めそこねやすい 範囲と回数の取り決め 3 作業の計画と人の手配 4 日々の清掃 5 ★決めそこねやすい 点検とご報告 6 契約の更新
図1 ビルメンテナンス・清掃の取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、ビル管理会社や施設からのご委託。

二つ目、範囲と回数の取り決め。

三つ目、作業の計画と人の手配。

四つ目、日々の清掃。

五つ目、点検とご報告。

六つ目、契約の更新。

尾を引くのは、五つ目です。

五つ目の点検とご報告で、やった証しが問われます。

先に決められるのは、二つ目の範囲と回数の取り決めだけです。

まず、範囲と回数の取り決めから見ます。

なぜ「範囲と回数の取り決め」で決めておかないと、あとで示せないのですか?

始まったあとは、やった証しが残らないからです。

清掃の跡は、時間とともに消えます。

消えたあとで、やったとは言えません。

言えるのは、記録がある時だけです。

記録の取り方は、始める前に決めます。

決めていなければ、記録そのものがありません。

無ければ、指摘のたびに引き受けることになります。

1.なぜ、頼まれごとが範囲を越えるのですか?

現場にいるのが、こちらだけだからです。

建物の中で、毎日働いているのはこちらです。

何か困れば、まず声がかかります。

電球も、荷物も、掲示物も頼まれます。

その場で断るのは、角が立ちます。

立てたくないので、引き受けます。

2.なぜ、人が足りない話になるのですか?

決めた人数で、動く量を受けるからです。

費用は、人と回数で決まります。

建物の使われ方は、年ごとに変わります。

人の出入りが増えれば、汚れも増えます。

増えても、決めた人数は同じです。

同じ人数で、増えた分をこなすことになります。

3.なぜ、報告の求めが増えるのですか?

やったことが、見えないからです。

清掃は、済めば跡が残りません。

残らないので、示すには記録が要ります。

記録の求めは、年々細かくなります。

細かくなった分、手間も増えます。

増えた手間は、費用には入っていません。

4.なぜ、委託が続くほど条件が古いのですか?

切れ目が、来ないからです。

ビルメンテナンス・清掃は、毎日続きます。

止まらないので、見直す日が来ません。

契約の書面は、何年も前のものです。

その間に、範囲も回数も足されています。

足された分は、書面には書かれていません。

消える仕事を、見た目で評価される 清掃した直後 使われて汚れる時間 見られた時の姿 やった証しが、残らない していないことと、同じに見える
図2 消える仕事を、見た目で評価される

三つは、どれも同じ一棟を指しています。

残る時間が違うので、そろえるには手が要ります。

済んだあとでは、やったとは言えません。

ビルメンテナンス・清掃の取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いはビルメンテナンス・清掃で起きるのですか?

どこまで掃除すれば足りるかが、決まっていないからです。

見られるのは汚れたあとです。やった記録は、その場には残りません。

Q2.なぜ、始める前に決めておかないといけないのですか?

始まったあとは、やった証しが残らないからです。

記録の取り方は始める前に決めます。無ければ、指摘のたびに引き受けます。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

現場にいるのが、こちらだけだからです。

何か困れば、まず声がかかります。その場で断るのは、角が立ちます。

Q4.なぜ、報告の求めが増えるのですか?

やったことが、見えないからです。

示すには記録が要ります。増えた手間は、費用には入っていません。

Q5.何から始めればよいですか?

先月、範囲の外でお受けした頼まれごとを書き出すことからです。

そのうち、取り決めに載っているものを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

ビルメンテナンス・清掃のもめごとは、仕事の丁寧さの問題ではありません。

消える仕事を、見た目で評価される形から生まれます。

済んだ跡は、時間とともに消えます。

決めておけるのは、始める前だけです。

見た方が来るのは、たいてい汚れたあとです。

済ませた時刻の記録だけが、その日を語れます。

ビルメンテナンス・清掃では、その前が一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

ご紹介ページに、どんなご相談を受けているかが並んでいます。

ご相談は、事務所へ直接なさってください。

マンション管理や家事代行など、近い業種も別に用意します。

ブレインコミュニティ合同会社

業種ごとの仕事の流れを整理して、決断の手前までをお手伝いします。

ご相談は無料です。