なぜ、酒造・醸造では、名前の使われ方で話が出るのですか?

記事作成にご協力いただいた弁護士:河村敦志(東京あおい法律事務所・第二東京弁護士会)

取り決めやもめごとの側から、酒造・醸造の取引の形を見ています。この記事は、個別のご相談に対する法律の助言ではありません。 → この弁護士について

この記事は、当社が定めた型に沿ってAIが組んだものです。

法律の面は河村敦志弁護士にご確認いただいています。

この業種に従事する方のご確認は受けていません。

書かれているのは、この業種の商流の典型例です。

各社のご事情とは異なる場合があります。

六つの工程は当社が型として定めたもので、ここに入らない話も起こります。

なぜ酒造・醸造は、名前の使われ方で話が出るのか?蔵の来歴ごと売る商習慣

酒販店を通して、置いていただきました。

蔵の話も、一緒に伝えていただきました。

後日、聞いたことのない話が広まっていました。

酒造・醸造では、これが起こることがあります。

そして、直してくださいとは言いにくい相手でした。

なぜ、酒造・醸造では、名前の使われ方で話が出るのですか?

売っているのが、味と蔵の物語だからです。

瓶に入っているのは、酒です。

選ばれる理由には、蔵の来歴も入ります。

来歴は、こちらのものです。

しかし、伝えるのは酒販店や飲食店です。

伝わる間に、話は少しずつ変わります。

広まった話は、こちらの手を離れて動きます。

変わった話も、蔵の話として広まります。

酒造・醸造の仕事は、どんな順番で進みますか?

六つの工程に分かれます。

酒造・醸造の六つの工程 1 酒販店や飲食店、 蔵にお越しの方から 2 ★決めそこねやすい 扱いと伝え方のお取り決め 3 仕込みと熟成 4 季節ごとの出荷 5 ★決めそこねやすい 店頭での紹介と催し 6 翌年の仕込みへ
図1 酒造・醸造の取引の六つの工程と、決めそこねやすい工程

一つ目、酒販店や飲食店、蔵にお越しの方から。

二つ目、扱いと伝え方のお取り決め。

三つ目、仕込みと熟成。

四つ目、季節ごとの出荷。

五つ目、店頭での紹介と催し。

六つ目、翌年の仕込みへ。

長引くのは、五つ目です。

五つ目の店頭での紹介と催しで、違う話が広まります。

手前で押さえられるのは、二つ目の扱いと伝え方のお取り決めだけです。

まず、扱いと伝え方のお取り決めから見ます。

なぜ「扱いと伝え方のお取り決め」で書いておかないと、あとで示せないのですか?

広まってしまえば、取り戻せないからです。

話は、店から人へ、人から人へ渡ります。

渡った先までは、こちらには見えません。

見えない先に、訂正は届きません。

届かないので、違う話が残ります。

残った話は、次の年にも使われます。

訂正の言葉は、飲んだ方までは届きません。

だから、決めておけるのは渡す前だけです。

1.なぜ、値崩れの話が出るのですか?

売る先を、こちらで選びきれないからです。

酒販店へ卸したあとの流れは見えません。

そこから別の店へ回ることもあります。

回った先で、安く売られることがあります。

安く並べば、ほかの店から苦情が来ます。

苦情は、こちらに来ます。

2.なぜ、扱い方で味が変わるのですか?

置き方と温度で、酒が動くからです。

生のものは、温度で変わります。

日の当たる棚でも、変わります。

変わったものを飲めば、味の評判になります。

評判は、蔵の名で残ります。

どこで変わったかは、飲んだ方には分かりません。

3.なぜ、共同で作る話がこじれるのですか?

誰の物かを、決めていないからです。

店やお客様と、一緒に仕込むことがあります。

名前も、絵も、一緒に考えます。

売れれば、続けたいという話になります。

その時、決める権利が誰にあるかが問われます。

決めていなければ、両方が自分の物だと思っています。

4.なぜ、蔵にお越しの方との話が残らないのですか?

その場が、もてなしの場だからです。

酒造・醸造の入口には、蔵見学があります。

見学の場では、条件の話はしません。

気に入ってくださった勢いで、話が進みます。

進んだ話は、書面にはなりません。

書面が無いまま、出荷が始まります。

こちらのものを、他人の口で伝える 蔵の来歴と味 酒販店や飲食店の紹介 広まった話 伝え方の取り決めが無い 違う話が、蔵の名で残る
図2 こちらのものを、他人の口で伝える

三つは、どれも同じ銘柄を指しています。

届く範囲が違うため、きれいには噛み合いません。

広まったあとでは、訂正が届きません。

酒造・醸造の取り決めやもめごとは、誰に相談すればよいのですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士に、一緒に考えていただけます。

この記事では「なぜ食い違うのか」だけを書きました。

「何を頼めるか」は、弁護士のご紹介ページに置いています。

記事作成にご協力いただいた弁護士河村敦志/東京あおい法律事務所。ご相談は事務所と直接です。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この食い違いは酒造・醸造で起きるのですか?

売っているのが、味と蔵の物語だからです。

来歴はこちらのものですが、伝えるのは酒販店や飲食店です。

Q2.なぜ、渡す前に書いておかないといけないのですか?

広まってしまえば、取り戻せないからです。

見えない先に訂正は届きません。残った話は、次の年にも使われます。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

売る先を、こちらで選びきれないからです。

回った先で安く売られることがあります。苦情は、こちらに来ます。

Q4.なぜ、共同で作る話がこじれるのですか?

誰の物かを、決めていないからです。

売れれば続けたいという話になります。その時、決める権利が誰にあるかが問われます。

Q5.何から始めればよいですか?

いま扱っていただいている店を、書き出すことからです。

そのうち、伝え方を決めて書いたものが残っている店が何軒かを分けると、いまの形は見えます。

まとめ

酒造・醸造のもめごとは、酒の質の問題ではありません。

こちらのものを、他人の口で伝える形から生まれます。

広まった話は、取り戻せません。

渡したあとの口は、こちらでは選べません。

書いておけるのは、渡す前だけです。

蔵の話は、瓶よりも遠くまで運ばれます。

どこまで行き、どう変わったかを追う手立てはありません。

酒造・醸造では、その前が一度きりです。

まず、何から始めればよいですか?

記事の作成にご協力いただいた弁護士の、ご紹介ページをご覧ください。

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