建築設計事務所のAI活用でできること
お客様の要望を形にするため、企画から設計、監理、引き渡しまで、多くの専門知識と細やかな調整が必要です。
そもそも、なぜその手間が生まれるのかは、建築設計事務所で、その手間が生まれる理由で説明しています。
1. 与条件の整理と基本計画
顧客要望の整理と提案書の下書き / 敷地・法規制調査の資料集め / 過去事例や参考資料の検索 / 基本計画のたたき台作成
- ヒアリング内容から提案書の下書きを作成(下書き係・顧客要望の整理と提案書の下書き)
- 敷地情報や関連法規を自動で探し、要点をまとめる(探し係・敷地・法規制調査の資料集め)
- 過去の設計事例や参考資料を条件に合わせて探し出す(探し係・過去事例や参考資料の検索)
- 要望と敷地情報から基本計画のたたき台を自動で作成(下書き係・基本計画のたたき台作成)
2. 設計契約
問い合わせ内容の記録と整理 / 設計契約書の下書き作成 / 過去の契約書や事例の参照 / 業務範囲や報酬の説明資料作成
- お客様からの問い合わせ内容を台帳に自動で書き写す(書き写し係・問い合わせ内容の記録と整理)
- 業務範囲や報酬に基づき設計契約書の下書きを作成(下書き係・設計契約書の下書き作成)
- 過去の契約書や類似事例を素早く参照する(探し係・過去の契約書や事例の参照)
- お客様への説明に必要な資料の下書きを作成(下書き係・業務範囲や報酬の説明資料作成)
3. 協力会社と予算の段取り
協力会社情報の台帳化と整理 / 資材・工法の情報収集とまとめ / スケジュール計画の下書き作成 / 予算計画のたたき台作成
- 協力会社の名簿や実績を自動で台帳に書き写す(書き写し係・協力会社情報の台帳化と整理)
- 新しい資材や工法の情報を集めて比較し、まとめる(まとめ係・資材・工法の情報収集とまとめ)
- プロジェクトの工程や期間からスケジュール計画の下書きを作成(下書き係・スケジュール計画の下書き作成)
- 過去データや類似案件から予算計画のたたき台を作成(下書き係・予算計画のたたき台作成)
4. 設計と現場監理
図面・仕様書間の整合性チェック / 法規制・建築基準への適合性チェック / 構造計算書・設備図の下書き作成 / 現場監理報告書の下書き作成
- 複数の図面や仕様書の内容を自動で見比べ、くい違いを検出(見比べ係・図面・仕様書間の整合性チェック)
- 設計内容が最新の法規や建築基準に合っているか自動で確認(探し係・法規制・建築基準への適合性チェック)
- 専門的な計算書や図面の下書きを自動で作成(下書き係・構造計算書・設備図の下書き作成)
- 現場の状況や進捗に基づき監理報告書の下書きを作成(下書き係・現場監理報告書の下書き作成)
5. 竣工検査とアフターフォロー
設計変更履歴の記録と管理 / 施主からの質疑応答の下書き / 竣工検査報告書の下書き / アフターフォロー計画の作成
- 設計変更の経緯を元を消さず記録し、関係者へ自動で知らせる(見張り係・設計変更履歴の記録と管理)
- 施主からの質問に対し、過去の回答や資料から回答の下書きを作成(下書き係・施主からの質疑応答の下書き)
- 検査結果に基づき竣工検査報告書の下書きを作成(下書き係・竣工検査報告書の下書き)
- 引き渡し後のアフターフォロー計画の下書きを作成(下書き係・アフターフォロー計画の作成)
6. 設計報酬の請求と書類管理
請求書の下書き作成 / 経費精算の台帳記入 / 契約書・図面などの書類整理と検索 / 月次・年次報告の集計とレポート作成
- 業務実績や契約内容から請求書の下書きを自動で作成(下書き係・請求書の下書き作成)
- 領収書や明細を読み取り、経費精算の台帳に自動で書き写す(書き写し係・経費精算の台帳記入)
- 必要な契約書や図面をキーワードで素早く探し出す(探し係・契約書・図面などの書類整理と検索)
- プロジェクトの進捗や費用を集計し、見やすいレポートを作成(まとめ係・月次・年次報告の集計とレポート作成)
建築設計事務所でよくあるご相談の例
- お客様の要望を整理し、法規制に合わせた基本計画のたたき台を自動で作成
- 過去の契約書や事例を参照し、設計契約書の下書きを効率的に作成
- 協力会社の実績や資材情報を台帳化し、最適な選択を支援
- 複数の図面や仕様書、法規を自動で見比べ、整合性や適合性をチェック
- 設計変更の履歴を自動で記録し、関係者への通知もスムーズに
- 業務実績から請求書の下書きを自動で作成し、経費精算も台帳へ自動記入
建築設計事務所で、AIに任せられないのはどこですか?
まだ建っていない現物を、確かめることです。
AIが受け持つのは、書き写し・下書き・見比べ・まとめ・見張り・探し出しです。どれも、すでにある情報を動かす仕事です。
合っているかどうかを現物で確かめられません。現物は、これから作られます。
だから「本当に納まるか」は、AIには保証できません。判断するのは、いまも設計者です。
AIが減らすのは、判断の責任ではありません。図面同士の食い違いを、洗い出す手間です。