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ブレインコミュニティ合同会社が、建築設計事務所でまだ建っていない物の合意を取る仕組みを解説します。

なぜ建築設計は、打ち合わせが何度も要るのか?まだ無い物の合意を紙で取る仕組み

お客様にお見せできるのは、図面と模型だけです。

建築設計事務所が扱っているのは、まだ建っていない物です。

思い描いておられる形と、こちらが描いた形が同じかどうか。

それを確かめる手段が、建つまでありません。

今回は、その「まだ無い」がどこに効いてくるのかを分解します。

なぜ、建築設計事務所の仕事は手作業のままなのですか?

合っているかどうかを、現物で確かめられないからです。

家具なら、置いてみれば分かります。

服なら、着てみれば分かります。

建物は、建ててからでないと立てません。

建ててから違うとなっても、戻せません。

だから、建てる前に何度も確かめることになります。

建築設計事務所の仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

建築設計事務所の六つの工程 1 ★手間が集まる 与条件の整理と基 本計画 2 設計契約 3 協力会社と予算の 段取り 4 ★手間が集まる 設計と現場監理 5 竣工検査とアフタ ーフォロー 6 設計報酬の請求と 書類管理
図1 建築設計事務所の六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、与条件の整理と基本計画。

二つ目、設計契約。

三つ目、協力会社と予算の段取り。

四つ目、設計と現場監理。

五つ目、竣工検査とアフターフォロー。

六つ目、設計報酬の請求と書類管理。

手間が生まれるのは、一つ目と四つ目です。

一つ目の与条件の整理と基本計画で、言葉になっていない要望を形にします。

四つ目の設計と現場監理で、その形が現場で崩れていないかを見ます。

今回は、一つ目を分解します。

なぜ「与条件の整理と基本計画」は、聞き取りだけで終わらないのですか?

お客様がお使いになる言葉が、寸法にならないからです。

「明るいリビング」と伺います。

明るさは、窓の大きさと向きと、周りの建物で決まります。

どれくらいを明るいと感じられるかは、人によって違います。

数字にした時点で、思っておられたものとずれます。

ずれたかどうかは、図にしてお見せするまで分かりません。

1.なぜ、法規の確認が最初に来るのですか?

建てられる形の上限が、敷地で先に決まっているからです。

高さも、面積も、その土地ごとに上限があります。

道路の幅や、隣との距離でも変わります。

上限を超える案は、どれだけ良くても建ちません。

だから、描く前に調べます。

調べる先は、その土地ごとに違う条例です。

2.なぜ、予算の話が設計と切り離せないのですか?

形が決まらないと、いくらかかるかも決まらないからです。

同じ広さでも、屋根の形で費用が変わります。

使う材料でも変わります。

図がなければ、見積もりが出せません。

見積もりが出ると、形を変えることになります。

変えれば、また見積もりを取り直します。

3.なぜ、図面どうしの食い違いが起きるのですか?

一つの建物を、何枚もの図に分けて描いているからです。

平面の図と、立面の図と、設備の図があります。

どれか一枚を直せば、他の枚も直ります。

直し忘れた一枚が、現場に出ます。

現場で気づけば、止まります。

気づかなければ、そのまま造られます。

4.なぜ、現場で決めることが残るのですか?

図面に描ききれない部分が、必ず出るからです。

既にある建物とつなぐところがあります。

地面を掘って、初めて分かることもあります。

その場で決めて、進めます。

決めた中身は、あとで図に戻します。

戻し忘れると、次の人が読めません。

まだ建っていない物について、合意を取っている 言葉で伺った要望 その土地の法規 予算 図面どうしの整合 人が四つを見て、建つ前の形を決める 現物で確かめられないので、何度も図にして見ていただく
図2 まだ建っていない物について、合意を取っている

四つとも、同じ一つの建物のことです。

それでも、確かめる手段が図面しかありません。

図面しかないので、合意を取り直す回数が増えます。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。

この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。

「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。

建築設計事務所の六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/sekkei.html

よくあるご質問

Q1.なぜ、模型やパースを作っても打ち合わせが減らないのですか?

見えるようになるのは、形の一部だけだからです。

外から見た姿は分かります。中を歩いたときの広さや明るさは、立ってみるまで分かりません。

Q2.なぜ、過去の事例をそのまま使えないのですか?

敷地の条件が、一つとして同じでないからです。

同じ図面でも、向きが変われば日の入り方が変わります。法規の上限も土地ごとに違います。

Q3.なぜ、設計変更が最後まで続くのですか?

現場で初めて分かることが、必ず出るからです。

地面の中や、既存の建物とのつなぎは、掘って開けるまで分かりません。分かった時点で決め直します。

Q4.なぜ、書類の保管が負担になるのですか?

引き渡したあとも、長く問い合わせが来るからです。

何年も先の改修や売却で、当時の図面が要ります。どの版が最終かを、残しておく必要があります。

Q5.何から始めればよいですか?

一件で、図面を何回描き直したかを数えることからです。

描き直した回数が、建つ前に合意を取り直した回数です。その分が、現物で確かめられない部分になります。

まとめ

建築設計事務所の手間は、図面を描く時間から来ているのではありません。

まだ建っていない物の合意を取るところから来ています。

現物で確かめられないので、図にしてお見せするしかありません。

だから、打ち合わせが何度も要ります。

建てる前に確かめられないなら、図にして戻す作業のほうを軽くするしかありません。

まず、何から始めればよいですか?

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https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/sekkei.html

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ブレインコミュニティ合同会社

現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。

代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。

ご相談とお見積りは無料です。