
今月も、台帳を上から順に見ている。
先月も、その前も、同じことをしています。
賃貸管理・不動産管理では、この確かめが毎月あります。
件数が増えても、やり方は変わりません。
今回は、その終わらなさがどこから来ているのかを分解します。
期日が、契約ごとにばらばらだからです。
入金の日も、更新の日も、部屋ごとに違います。
同じ建物の中でも揃っていません。
揃っていないので、まとめて締める日がありません。
だから、台帳を上から順に見て確かめます。
見る件数は、管理戸数と同じだけあります。
六つの工程に分かれます。
一つ目、物件調査と募集条件づくり。
二つ目、入居申込と契約手続き。
三つ目、修繕の手配と進捗管理。
四つ目、家賃管理と契約更新。
五つ目、退去と原状回復。
六つ目、オーナー報告と経理。
手間が生まれるのは、二つ目と四つ目です。
二つ目の入居申込と契約手続きで、期日が部屋ごとに増えます。
四つ目の家賃管理と契約更新で、その期日を毎月確かめます。
今回は、四つ目を分解します。
確かめる件数が、管理戸数と同じだからです。
入金されている部屋も、確かめないと入金済みとは言えません。
合っている行を見ても、何も起きません。
それでも、見ないと合わない行が分かりません。
だから、全戸を上から順に照らします。
戸数が倍になれば、この時間も倍になります。
気づく手立てが、人が見ることしか無いからです。
銀行の明細には、入った分しか出ません。
入っていない部屋は、明細のどこにも現れません。
だから、台帳と突き合わせないと分かりません。
突き合わせるのは月に一度なので、気づくのも月に一度です。
その間に、次の月の家賃日が来ます。
更新日が近い契約を、一覧では出せないからです。
契約書のどこかには、必ず期日が書いてあります。
しかし、期日で並べ替えられる形にはなっていません。
だから、担当が覚えているか、月に一度まとめて確かめます。
確かめが遅れれば、案内も遅れます。
直前の案内は、入居者にもオーナーにも急かす形になります。
報告に要る数字が、三つの場所に散っているからです。
入金は銀行、修繕は業者の請求、空室は募集の記録です。
オーナーが見たいのは、一つの建物についての一枚です。
一枚にするには、三つを開いて拾い集めます。
拾い集める作業は、正しくやっても新しい価値は生まれません。
それでも、毎月おなじだけ時間を取ります。
見るべき順番が、その人の中にしかないからです。
どの部屋が遅れやすいかは、やってきた人が覚えています。
覚えているだけなので、紙には書いてありません。
書いていないので、替わった人は同じ順番では見ません。
順番が変われば、抜ける場所も変わります。
抜けたことに気づくのは、次の月です。
四つとも、同じ一つの建物のことを扱っています。
それでも、期日が揃っていないので、まとめて締める日がありません。
だから確かめる件数は、管理戸数と同じだけ毎月あります。
六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。
この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。
「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。
賃貸管理・不動産管理の六つの工程と、できること一覧
Q1.なぜ、この確かめは賃貸管理・不動産管理でだけ起きるのですか?
契約が、入居した日から始まるからです。
売り切りの商売なら、締めの日は自分で決められます。賃貸は、入居した日がそのまま期日になります。
Q2.なぜ、期日を揃えられないのですか?
入居する日を、こちらでは選べないからです。
引っ越しの都合は入居者のものです。揃えようとすれば、空室の期間が延びます。
Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?
見落としの数が、件数で決まるからです。
同じ集中力で見ても、戸数が倍になれば見落としも増えます。注意の量ではなく、件数の問題です。
Q4.なぜ、戸数が増えるほど大きく出るのですか?
確かめる時間が、戸数にそのまま比例するからです。
人を増やさずに戸数を増やせば、一戸あたりに使える時間が減ります。減った分だけ抜けが出ます。
Q5.何から始めればよいですか?
まず一か月、確かめに使った時間を測ることからです。
その時間を戸数で割れば、一戸あたり何分かかっているかが自社の数字で分かります。
賃貸管理・不動産管理の確かめが終わらないのは、やり方が悪いからではありません。
期日が部屋ごとにばらばらで、一覧にならないからです。
揃わないので、まとめて締める日がありません。
だから毎月、管理戸数と同じ件数を上から照らします。
件数は減らせませんが、照らし方は変えられます。
業種を選ぶだけの無料の診断を開いてください。
AI業務棚卸(無料・登録不要)
賃貸管理・不動産管理の六つの工程が、そのまま並んでいます。
手間がかかっている工程をクリックしてください。
その工程で使えるAIと、いまかかっている時間から、一年でどれだけ手間が減るかが、その場で出ます。
賃貸管理・不動産管理が一覧に無ければ、お問い合わせいただければ無料で診断します。
登録もアンケートもいりません。
ブレインコミュニティ合同会社
現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。
代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。
ご相談とお見積りは無料です。