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ブレインコミュニティ合同会社が、動物病院で体重が十倍ちがう患者が並ぶ仕組みを解説します。

なぜ動物病院は、同じ薬でも毎回計算し直すのか?体重が十倍ちがう患者が並ぶ仕組み

二キロの猫と、四十キロの犬が、同じ待合室におられます。

動物病院では、これがふつうの一日です。

同じ病気で、同じ薬を使っても、出す量は二十倍ちがいます。

人の医療で、患者さんの体重が十倍ちがうことはありません。

今回は、その「一頭ごとに出し直す」がどこに効いてくるのかを分解します。

なぜ、動物病院の仕事は手作業のままなのですか?

同じ処置でも、中身がその一頭の体で変わるからです。

薬の量は、体重をもとに計算します。

麻酔の量も、点滴の速さも、同じです。

犬と猫では、そもそも効き方が違います。

うさぎや鳥が来られれば、また別の表を見ます。

決まった一つの手順に、まとめられません。

動物病院の仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

動物病院の六つの工程 1 病院の準備・計画 2 予約・受付 3 診察の準備・情報 管理 4 ★手間が集まる 診察・治療 5 ★手間が集まる 治療後の対応・見 守り 6 請求・会計
図1 動物病院の六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、病院の準備・計画。

二つ目、予約・受付。

三つ目、診察の準備・情報管理。

四つ目、診察・治療。

五つ目、治療後の対応・見守り。

六つ目、請求・会計。

手間が生まれるのは、四つ目と五つ目です。

四つ目の診察・治療で、その一頭ぶんの量と手順を出し直します。

五つ目の治療後の対応・見守りで、その一頭ぶんの続きを持ち続けます。

今回は、四つ目を分解します。

なぜ「診察・治療」は、慣れても速くならないのですか?

計算のもとになる体重が、毎回ちがうからです。

前回から体重が変わっていれば、量も変わります。

子犬なら、ひと月で倍になることもあります。

高齢の子なら、減っていることもあります。

前に出した量を、そのまま使えません。

だから、毎回そこから始まります。

1.なぜ、症状を聞き取るのに時間がかかるのですか?

困っている本人ではなく、見ておられた方から伺うからです。

いつからか、どのくらいか、を飼い主の方に伺います。

気づかれたのは、いつもと違うと思われた時点です。

始まった日は、もっと前かもしれません。

どこが痛いかは、本人からは聞けません。

だから、伺った話と体を見た結果を並べることになります。

2.なぜ、治療の説明が長くなるのですか?

どこまで治療するかを、飼い主の方が選ばれるからです。

検査を進める道と、様子を見る道があります。

手術をする道と、薬で抑える道もあります。

どれを選ばれるかは、ご家族の事情でも変わります。

だから、決めた道だけでなく、選べる道を全部お示しします。

示した中身は、あとで記録に残す必要があります。

3.なぜ、カルテを書くのが診察のあとになるのですか?

診察の間、手が動物に触れているからです。

押さえる人と診る人で、二人がかりのこともあります。

その場で紙に向かう時間はありません。

覚えている間に書くのが望ましいところです。

次の方が待っておられれば、後回しになります。

書けるのは、診察が一区切りしたあとです。

4.なぜ、同じ処置でも記録の項目が変わるのですか?

残しておくべき数字が、種と大きさで変わるからです。

犬なら残す項目が、猫では別のものになります。

小さい子ほど、わずかな差が効いてきます。

同じ欄に同じ形で入れられません。

あとで見返すときも、その子の種から見ます。

まとめて数えることが、できない形になります。

同じ処置でも、中身がその一頭の体で変わる その日の体重 種類ごとの効き方 飼い主の方が選ばれた道 前回までの経過 人が四つを見て、その一頭ぶんの量と手順を決める 前に出した量が使えないので、毎回そこから始まる
図2 同じ処置でも、中身がその一頭の体で変わる

四つとも、同じ一頭のことです。

それでも、四つとも来院のたびに動きます。

動くので、前の記録をそのまま当てられません。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。

この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。

「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。

動物病院の六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/dobutsu.html

よくあるご質問

Q1.なぜ、人の医療と同じやり方にできないのですか?

患者さんの大きさと種類が、そろっていないからです。

人の病院では、体重が十倍ちがう方が並ぶことはありません。標準の量を決めておけません。

Q2.なぜ、飼い主の方への説明に時間がかかるのですか?

どこまで治療するかを、選んでいただく必要があるからです。

選べる道が複数あります。示さずに進めることができないので、その場で全部お伝えします。

Q3.なぜ、経過の見守りが負担になるのですか?

次にご連絡する時期が、その一頭ごとに違うからです。

投薬の日数も、再診の間隔も、処置ごとに変わります。頭数ぶんの別々の日付を持ち続けます。

Q4.なぜ、保険の書類が別に手間なのですか?

出す先の様式が、カルテとは別だからです。

同じ診察の内容を、別の並びで書き直します。加入されている保険ごとに、要る項目も違います。

Q5.何から始めればよいですか?

一日のうち、診察のあとに書いている時間を測ることからです。

診察の時間には数えていない時間です。その分が、記録に寄っている手間になります。

まとめ

動物病院の手間は、頭数から来ているのではありません。

体重も種類も、一頭ごとに違うところから来ています。

だから、前に出した量をそのまま使えません。

決まった一つの手順に、まとめられません。

患者の大きさをそろえられないなら、出し直す作業のほうを軽くするしかありません。

まず、何から始めればよいですか?

業種を選ぶだけの無料の診断を開いてください。

AI業務棚卸(無料・登録不要)

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/dobutsu.html

動物病院の六つの工程が、そのまま並んでいます。

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ブレインコミュニティ合同会社

現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。

代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。

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