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ブレインコミュニティ合同会社が、保険代理店で商品を横に並べられない仕組みを解説します。

なぜ保険代理店は、商品を横に並べて比べられないのか?会社ごとに言葉が違う仕組み

同じ保障のはずなのに、二社の資料が並ばない。

保険代理店では、これが毎回起きます。

呼び名が違う。区切りが違う。除外の書き方も違う。

だから、比べる前に読み替える作業が要ります。

今回は、その読み替えがどこから来ているのかを分解します。

なぜ、保険代理店の比較は手作業のままなのですか?

同じ保障を、会社ごとに違う言葉で書いているからです。

入院の給付。通院の扱い。先進医療の範囲。

どの会社の資料にも書いてあります。

それでも、呼び名も区切りも並び順も違います。

そのままでは横に並びません。

並べるには、人が意味をそろえて置き直すしかありません。

保険代理店の仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

保険代理店の六つの工程 1 商品・情報準備 2 ★手間が集まる 顧客獲得・提案 3 契約手続き 4 ★手間が集まる 顧客サポート・保 5 顧客関係維持 6 経理・管理
図1 保険代理店の六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、商品・情報準備。

二つ目、顧客獲得・提案。

三つ目、契約手続き。

四つ目、顧客サポート・保全。

五つ目、顧客関係維持。

六つ目、経理・管理。

手間が生まれるのは、二つ目と四つ目です。

二つ目の顧客獲得・提案で、読み替えが起きます。

四つ目の顧客サポート・保全で、その読み替えをもう一度なぞります。

今回は、二つ目を分解します。

なぜ「顧客獲得・提案」は、提案までに日数がかかるのですか?

比べる作業が、資料を読み替えるところから始まるからです。

お客様の希望を聞き終えた時点では、まだ何も並んでいません。

そこから、会社ごとの資料を開いて意味をそろえます。

そろえ終わって、はじめて横に並びます。

並んだあとの選ぶ作業は、それほど時間がかかりません。

時間がかかっているのは、並べるまでのところです。

1.なぜ、提案書を作るのに時間がかかるのですか?

並べ替えた結果が、担当者の頭の中にしか無いからです。

資料を読み替えて比べたのは、担当者本人です。

その比べ方は、どこにも書き残していません。

だから提案書には、比べた結果だけを書き写します。

書き写す作業は、正しくやっても新しい価値は生まれません。

次に似た希望の方が来ても、また同じ読み替えから始まります。

2.なぜ、担当者によって勧める商品が変わるのですか?

読み替えの基準が、人ごとに違うからです。

同じ資料を読んでも、どこを重く見るかは経験で決まります。

重く見た点は、その人の中にあって紙にはありません。

だから、別の担当が同じお客様を見ると別の答えになります。

どちらが正しいかを確かめる手立てもありません。

保険代理店として同じ答えを返せない形になっています。

3.なぜ、改定のたびに全部を見直すことになるのですか?

どの提案がどの条件に依っていたかが、残っていないからです。

一社が保障の範囲を変えれば、比べた結果が変わります。

しかし、その条件を使った提案がどれかは分かりません。

分からないので、心当たりを片端から開くことになります。

開いて関係なければ、また次を開きます。

改定は毎年あるので、この作業も毎年あります。

4.なぜ、既にご契約のお客様への連絡が後回しになるのですか?

誰に何を伝えるべきかが、一覧では見えないからです。

見直しの時期は、契約ごとに違います。

だから、台帳を上から見て一件ずつ確かめます。

確かめる時間は、新しいお客様への提案と取り合いになります。

取り合いになれば、目の前の提案が先になります。

後回しにした分は、他社に切り替わってから分かります。

同じ保障を、会社ごとに違う言葉で書いている A社の資料 B社の約款 C社の設計書 お客様の希望 人が意味をそろえて、横に置き直す そろえ終わるまで、どれを勧めるか決められない
図2 同じ保障を、会社ごとに違う言葉で書いている

四つとも、同じ一人のお客様のことを見ています。

それでも、呼び名も区切りも除外の書き方も揃っていません。

揃っていないので、比べる前に人が読み替える作業が入ります。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。

この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。

「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。

保険代理店の六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/hoken.html

よくあるご質問

Q1.なぜ、この読み替えは保険代理店でだけ起きるのですか?

扱う商品を、自社で作っていないからです。

自社の商品なら、言葉は自社で決められます。代理店は、決め方の違う会社の商品を横に並べる立場です。

Q2.なぜ、資料はそのままでは並ばないのですか?

各社が、自社の中で分かる形に整えているからです。

会社ごとに見れば、どれも読みやすくできています。他社と並べることを前提には作られていません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

読み替えの基準が、紙に残らないからです。

丁寧に比べても、その比べ方が残らなければ、次の担当は同じところからやり直します。

Q4.なぜ、人数が少ない代理店ほど大きく出るのですか?

比べる人と、契約手続きをする人が同じだからです。

比べている間、手続きは進みません。分けられる代理店なら、並べて進められます。

Q5.何から始めればよいですか?

まず一件、聞き取りから提案までの日数を数えることからです。

その日数のうち、どれだけが読み替えに使われていたかが分かれば、縮める値打ちも分かります。

まとめ

保険代理店の提案が遅いのは、迷っているからではありません。

同じ保障を、会社ごとに違う言葉で書いているからです。

そのままでは横に並ばないので、比べる前に読み替えが要ります。

読み替えは経験なので、担当が変われば答えも変わります。

並べるまでのところが、いちばん時間を使っています。

まず、何から始めればよいですか?

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保険代理店の六つの工程が、そのまま並んでいます。

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ブレインコミュニティ合同会社

現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。

代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。

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