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ブレインコミュニティ合同会社が、訪問看護・訪問介護で記録が必ずあとまわしになる仕組みを解説します。

なぜ訪問看護・訪問介護は、記録の時間が別に要るのか?働く場所と書く場所が離れている仕組み

訪問はもう終わっているのに、書く仕事だけが残っている。

訪問看護・訪問介護では、これが毎日続きます。

記録が多いのは、書く項目が細かいからだけではありません。

書ける場所が、働いた場所と離れているからです。

今回は、その離れ方がどこから来ているのかを分解します。

なぜ、訪問看護・訪問介護の記録は手作業のままなのですか?

働いている間は、両手が利用者さんに向いているからです。

訪問先でしていることは、体を使う仕事です。

手を使っている間、書くことはできません。

書けるのは、終わってからです。

終わってからの場所は、車の中か、事業所に戻ってからです。

働いた場所と、書く場所が、そもそも同じではありません。

訪問看護・訪問介護の仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

訪問看護・訪問介護の六つの工程 1 相談・準備 2 ★手間が集まる 訪問・ケア 3 チーム連携・情報 共有 4 計画見直し・評価 5 スタッフ管理・教 6 ★手間が集まる 介護報酬の請求と 記録
図1 訪問看護・訪問介護の六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、相談・準備。

二つ目、訪問・ケア。

三つ目、チーム連携・情報共有。

四つ目、計画見直し・評価。

五つ目、スタッフ管理・教育。

六つ目、介護報酬の請求と記録。

手間が生まれるのは、二つ目と六つ目です。

二つ目の訪問・ケアで、記録のもとになる出来事が起きます。

六つ目の介護報酬の請求と記録で、その記録がそのまま請求の根拠になります。

今回は、二つ目を分解します。

なぜ「訪問・ケア」は、記録があとまわしになるのですか?

見た場所と、書く場所の間に、移動がはさまるからです。

訪問先で見たことは、その場では頭の中にしかありません。

書くのは、次の訪問先へ向かう車の中か、事業所です。

その間に、次の利用者さんのことが入ってきます。

入ってきた分だけ、前の記憶は薄れます。

薄れた分を取り戻す時間が、記録の時間として別に要ります。

1.なぜ、ケア記録に書くことを思い出す時間が要るのですか?

見たときと書くときの間が、空いているからです。

訪問中に気づいたことは、いくつもあります。

そのときは覚えていても、書くのは何時間かあとです。

その間に、別のお宅を二軒も三軒も回っています。

どのお宅の話だったかを、まず思い出すところから始まります。

思い出す時間は、ケアの時間にも移動の時間にも数えられていません。

2.なぜ、利用者さんの変化に気づいても共有が遅れるのですか?

気づいた人が、その場では誰にも伝えられないからです。

変化に気づくのは、訪問している一人です。

その一人は、いま利用者さんのお宅にいます。

伝えるのは、事業所に戻ってからになります。

戻るまでの間、他の人はその変化を知りません。

知らないまま次の訪問に出た人が、同じ変化にまた気づきます。

3.なぜ、指示書との照合が訪問のたびに起きるのですか?

指示書が事業所にあり、利用者さんがお宅におられるからです。

医師の指示は、紙で事業所に届きます。

ケアをするのは、利用者さんのお宅です。

手元に持っていくのは、写しか、覚えた中身です。

覚え違いがあっても、その場では確かめられません。

確かめるのは戻ってからなので、直すのは次の訪問になります。

4.なぜ、人を増やしても記録の時間が減らないのですか?

記録が、見た本人にしか書けないからです。

訪問したのは一人です。

見たことは、その一人の中にしかありません。

他の人が代わりに書くことはできません。

人を増やすと、訪問の数と一緒に記録の数も増えます。

一人あたりの書く時間は、そのままです。

仕事をする場所と、記録の残る場所が離れている 利用者さんのお宅で見た こと 医師の指示書 前回までの記録 ご家族から伺った話 事業所に戻ってから、記憶をたよりに四つを突き合わせる 思い出す時間が、ケアの時間とは別に必要になる
図2 仕事をする場所と、記録の残る場所が離れている

四つとも、同じ一人の利用者さんのことです。

それでも、四つが同じ場所に揃うのは事業所に戻ってからです。

揃うのが後なので、記録は必ずあとまわしになります。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。

この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。

「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。

訪問看護・訪問介護の六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/houmon.html

よくあるご質問

Q1.なぜ、この手間は訪問の仕事でだけ起きるのですか?

仕事場が、事業所の外に散らばっているからです。

施設の中で働く仕事なら、見た場所のすぐ横に記録の場所があります。訪問は、一軒ごとに場所が変わります。

Q2.なぜ、その場で書けばよいというわけにいかないのですか?

その場の時間が、ケアのために決まっているからです。

訪問の時間は、あらかじめ長さが決まっています。書く時間をそこから取れば、ケアの時間が短くなります。

Q3.なぜ、記録が請求とつながっていると手間が増えるのですか?

書いた言葉が、そのまま請求の根拠になるからです。

覚え書きで足りるなら短く書けます。根拠になるものは、決まった言葉で、抜けなく書く必要があります。

Q4.なぜ、経験の長い人ほど記録が重くなるのですか?

気づくことが増えるからです。

見えるものが増えれば、書き残すことも増えます。慣れによって速くなる分より、気づく量が増える分のほうが大きくなります。

Q5.何から始めればよいですか?

まず一日、訪問が終わった時刻と書き終えた時刻を並べることからです。

二つの差が、記録のために別に使っている時間です。自分の事業所の数字で見えます。

まとめ

訪問の仕事の手間は、書く項目の細かさだけでは決まりません。

見た場所と書く場所が離れていることで決まります。

離れている間に、記憶は薄れます。

薄れた分を取り戻す時間が、記録の時間として別に要ります。

場所を近づけられないなら、見たことの残し方を変えるしかありません。

まず、何から始めればよいですか?

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https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/houmon.html

訪問看護・訪問介護の六つの工程が、そのまま並んでいます。

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ブレインコミュニティ合同会社

現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。

代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。

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