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なぜ、人材派遣・紹介の作業は手作業のままなのですか?

監修:大川行成(ブレインコミュニティ合同会社 代表/元・富士通総研 BPRコンサルタント)

業務改善とAIの側から、人材派遣・紹介の仕事の形を分析しています。資格が要る手続きそのものの判断や助言をするものではありません。 → この人について

この記事は当社の型に沿って機械が組み、大川行成が八十五本すべてを確認しています。

なぜ人材紹介は、良い人を紹介しても決まらないのか?合うかどうかが条件の外にある仕組み

条件は合っている。経験も足りている。

それでも決まらない。人材派遣・紹介では、これがよくあります。

決め手になっているのは、たいてい条件表に書いていないことです。

書いていないので、毎回、人が全部読み直して探すことになります。

今回は、その読み直しがどこで効いているのかを分解します。

なぜ、人材派遣・紹介の作業は手作業のままなのですか?

紙に書けるのは条件だけで、決め手はその外にあるからです。

求人票に並ぶのは、職種と勤務地と給与と必要な経験です。

求職者の登録票に並ぶのも、ほぼ同じ項目です。

しかし、決まるかどうかを分けるのは、働き方の好みや職場の空気です。

それは面談の会話の中にあって、項目にはなっていません。

だから、突き合わせを機械に任せられず、人が一件ずつ読むことになります。

人材派遣・紹介の仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

人材派遣・紹介の六つの工程 1 求人開拓とご提案 の準備 2 ★手間が集まる ご登録から企業紹 介まで 3 就業条件の確定と 着任準備 4 ★手間が集まる 就業中のフォロー と勤怠管理 5 契約終了と次のご 提案 6 給与計算と請求
図1 人材派遣・紹介の六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、求人開拓とご提案の準備。

二つ目、ご登録から企業紹介まで。

三つ目、就業条件の確定と着任準備。

四つ目、就業中のフォローと勤怠管理。

五つ目、契約終了と次のご提案。

六つ目、給与計算と請求。

手間が生まれるのは、二つ目と四つ目です。

二つ目のご登録から企業紹介までで、読み直しが起きます。

四つ目の就業中のフォローと勤怠管理で、人数の分だけ手が増えます。

今回は、二つ目を分解します。

なぜ「ご登録から企業紹介まで」は、返事が遅れると決まらなくなるのですか?

求職者は、同じ時期に何社にも登録しているからです。

先に具体的な求人が届いた会社で、話が前に進みます。

遅れた理由が「合う求人を探していた」でも、相手には関係ありません。

探す時間が、そのまま決まるかどうかを分けています。

探す時間が長いのは、条件だけでは絞れないからです。

だから、良い人を抱えているほど返事が遅れます。

1.なぜ、面談の内容が次の紹介に生きないのですか?

会話は担当者の記憶に残り、登録票には残らないからです。

前職を辞めた理由。通勤で我慢できる時間。苦手な仕事の進め方。

どれも決め手になりますが、書く欄がありません。

書いていないので、次に紹介するときは記憶を頼りにします。

担当が変われば、その記憶ごと消えます。

会話から要点が残る形なら、絞り込みは条件の外まで届きます。

2.なぜ、求人票を作るのに毎回時間がかかるのですか?

企業から届く内容が、そのままでは求人票にならないからです。

届くのは、現場の言葉で書かれた仕事の説明です。

求人票に要るのは、応募する人が読んで分かる言葉です。

この間を埋めるのは、担当者の書き直しです。

毎回同じ書き直しをしているなら、それは人がやる仕事ではありません。

下書きが出てくれば、人に残るのは何を強く出すかの判断です。

3.なぜ、就業後のフォローが人数の分だけ増えるのですか?

様子を知る手立てが、一人ずつ連絡することしかないからです。

困っている人は、こちらから聞かないと言いません。

だから、全員に同じ間隔で連絡します。

困っていない人にも同じだけ手をかけます。

勤怠や連絡の様子から気になる人が出てくれば、順番が付きます。

人に残るのは、その人に何を話すかです。

4.なぜ、給与計算と請求が月末に固まるのですか?

勤怠が締まるまで、一件も確定しないからです。

就業先ごとに締め日も様式も違います。

違うので、届いた順に処理することができません。

全部そろってから、まとめて開くことになります。

まとめて開くので、間違いも同じ日に見つかります。

様式の読み取りを渡せば、確かめる作業だけが残ります。

紙に書けるのは条件だけで、決め手はその外にある 求人票の条件 登録票の条件 面談の会話 人が一件ずつ読んで、思い出しながら結ぶ 読み直しに時間がかかるほど、返事が遅れる
図2 紙に書けるのは条件だけで、決め手はその外にある

条件の欄は、どちらもよく似た項目で埋まっています。

決まるかどうかを分けるのは、働き方の好みや職場の空気のほうです。

それは会話の中にあって、項目になっていません。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、業種ページに置いてあります。

この記事では「なぜそうなるのか」だけを書きました。

「どの作業をAIに任せられるか」は、下のページに全部並んでいます。

人材派遣・紹介の六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/jinzai.html

いま月額で払っている道具を、自社のしくみに置き換える

https://braincommunity.jp/okikae/

お客様や取引先からお預かりした情報が、どこで外へ広がるのかは、人材派遣・紹介で、預かった情報が外へ広がる理由で説明しています。

よくあるご質問

Q1.なぜ、この読み直しは人材派遣・紹介でだけ起きるのですか?

決めるのが、物ではなく人だからです。

物なら、寸法と材質が合えば決まります。人は、条件が合っていても合わないことがあります。

Q2.なぜ、条件が合っているのに決まらないのですか?

決め手が条件表の外にあるからです。

働き方の好みや職場の空気は、面談の会話の中にあります。項目になっていないので、絞り込みに使えません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

覚えている人の記憶が、紙に残らないからです。

丁寧に面談しても、その内容が登録票に入らなければ、次に紹介するときには消えています。

Q4.なぜ、担当が少ない会社ほど効くのですか?

開拓も面談もフォローも同じ人がやっていると、読み直しが夜に回るからです。

回した分だけ返事が遅れ、遅れた分だけ他社で決まります。

Q5.何から始めればよいですか?

まず十件、登録から最初の紹介までに何日かかったかを数えることからです。

日数が分かれば、縮める値打ちがあるかどうかも分かります。

まとめ

人材紹介が決まらないのは、良い人がいないからではありません。

決め手が条件表の外にあり、探すのに時間がかかるからです。

探している間に、求職者は他社で話を進めます。

会話から要点を残す作業は、いまご登録から企業紹介までの工程で機械に渡せます。

渡したぶん、返事が早くなります。

まず、何から始めればよいですか?

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https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/jinzai.html

人材派遣・紹介の六つの工程が、そのまま並んでいます。

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