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ブレインコミュニティ合同会社が、解体工事で終わると現場に何も残らない仕組みを解説します。

なぜ解体工事は、書類がこれほど要るのか?終わると現物が残らない仕組み

建てる仕事は、終わると建物が残ります。

その建物が、そのまま仕事をした証拠になります。

解体は、終わると更地になります。

残るのは、書類だけです。

今回は、その「現物が残らない」がどこに効いてくるのかを分解します。

なぜ、解体工事の仕事は手作業のままなのですか?

何をしたかを示せるものが、記録しか無いからです。

壊した壁は、もうありません。

運び出した瓦礫も、現場にはありません。

見に来られても、更地しか見えません。

どこに何を運んだかは、書いたものでしか示せません。

だから、作業と同じだけ記録が要ります。

解体工事の仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

解体工事の六つの工程 1 現地調査とお見積 2 ご契約と近隣への ご説明 3 許可申請と重機・ 人員の手配 4 ★手間が集まる 解体作業と廃棄物 の記録 5 完了報告と引き渡 6 請求と入金の確認
図1 解体工事の六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、現地調査とお見積り。

二つ目、ご契約と近隣へのご説明。

三つ目、許可申請と重機・人員の手配。

四つ目、解体作業と廃棄物の記録。

五つ目、完了報告と引き渡し。

六つ目、請求と入金の確認。

手間が生まれるのは、四つ目です。

四つ目の解体作業と廃棄物の記録で、壊した物の行き先を一つずつ残します。

壊した現物は、その日のうちに現場から消えます。

今回は、四つ目を分解します。

なぜ「解体作業と廃棄物の記録」は、作業と同じだけ手間がかかるのですか?

出た物を、種類ごとに分けて行き先まで示す必要があるからです。

コンクリート、木、鉄、石膏ボードが混ざって出ます。

混ざったままでは、運び先が決まりません。

分けた量を、種類ごとに数えます。

どこへ何トン運んだかを、一件ずつ書きます。

書いたものと、処理の証明を突き合わせます。

1.なぜ、日報を毎日書く必要があるのですか?

その日の現場が、次の日にはもう無いからです。

朝にあった壁が、夕方には無くなっています。

どこまで進んだかは、その日に書くしかありません。

翌日に思い出そうとしても、見た形はもうありません。

写真も、その日のうちに撮ります。

一日ぶんの記録が、その日で閉じます。

2.なぜ、廃棄物の量を正確に出しにくいのですか?

出てみるまで、どれだけ入っていたか分からないからです。

図面から、おおよその量は出せます。

壁の中に何が入っていたかは、開けるまで分かりません。

以前の改修で足された材料が出ることがあります。

その分は、見積もりに入っていません。

増えた分を、その場で数え直すことになります。

3.なぜ、安全の確認を記録に残すのですか?

何も起きなかったことを、あとから示す必要があるからです。

囲いの状態を、毎日見ます。

散水と粉じんの様子も見ます。

問題がなければ、現場には何も残りません。

見ていなかったことと、見て問題が無かったことは、外から同じに見えます。

違いを残せるのは、記録だけです。

4.なぜ、近隣への対応が作業の記録と混ざるのですか?

いつどんな作業をしたかが、そのまま説明の中身になるからです。

音が大きい作業をした時間を聞かれます。

その日の作業表を見て、お答えします。

作業表が無ければ、答えられません。

答えられなければ、話が止まります。

だから、記録は外の方に向けても使われます。

終わると現場に何も残らないので、記録が現物の代わりになる 種類ごとに分けた廃棄物 の量 運んだ先と処理の証明 日ごとの作業と写真 近隣への説明の記録 人が四つを突き合わせて、完了の報告と請求をまとめる 現物が消えているので、書いたものだけが根拠になる
図2 終わると現場に何も残らないので、記録が現物の代わりになる

四つとも、同じ一件の工事のことです。

それでも、終わったあとに見られるのは書類だけです。

書類が根拠そのものなので、一つでも抜けると示せなくなります。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。

この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。

「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。

解体工事の六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/kaitai.html

よくあるご質問

Q1.なぜ、建てる工事より書類が多いのですか?

出来上がった物が、現場に残らないからです。

建てる仕事は、建物を見ていただけます。壊す仕事は、見ていただくものがありません。

Q2.なぜ、廃棄物を種類ごとに分けるのですか?

運び先と扱いが、種類ごとに決まっているからです。

混ざったままでは受け入れられません。分けた量と行き先を、それぞれ記録することになります。

Q3.なぜ、見積もりの量と実際の量がずれるのですか?

壁の中身が、壊すまで分からないからです。

図面に無い材料が出ることがあります。出た分は、その場で数え直します。

Q4.なぜ、近隣への説明の記録まで必要なのですか?

ご契約の相手ではない方から、あとで聞かれるからです。

いつ何をしたかを示せなければ、話が進みません。作業の記録が、そのまま説明の材料になります。

Q5.何から始めればよいですか?

一件の工事で、現場から戻ってから書いている書類の枚数を数えることからです。

日報、廃棄物の記録、写真の整理、報告書。その枚数が、作業のあとに残っている手間です。

まとめ

解体工事の手間は、壊す作業から来ているのではありません。

終わると現場に何も残らないところから来ています。

残るのは書類だけなので、書類が根拠そのものになります。

だから、作業と同じだけ記録が要ります。

現物を残せないなら、記録を残す手間のほうを軽くするしかありません。

まず、何から始めればよいですか?

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https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/kaitai.html

解体工事の六つの工程が、そのまま並んでいます。

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ブレインコミュニティ合同会社

現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。

代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。

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