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ブレインコミュニティ合同会社が、リフォームで見積が「たぶん」になる仕組みを解説します。

なぜリフォームの見積は、開けてみるまで確かめられないのか?壁の中が見えない仕組み

壁を剥がしたら、下地が傷んでいた。

リフォームでは、これが珍しくありません。

見積を出した時点では、誰にも分かりませんでした。

つまり最初の見積は、はじめから「たぶん」で出しています。

今回は、その「たぶん」がどこから来ているのかを分解します。

なぜ、リフォームの見積は手作業のままなのですか?

値段を決める部分が、工事を始めるまで見えないからです。

見えているのは、部屋の中だけです。

壁の中も、床下も、配管も、閉じたままです。

それでも、金額はその見えない部分で大きく動きます。

だから、経験から見当をつけて出すことになります。

見当は人ごとに違うので、同じ現場でも金額が変わります。

リフォームの仕事は、どんな流れでできていますか?

六つの工程に分かれます。

リフォームの六つの工程 1 相談・計画 2 ★手間が集まる 現地調査・提案 3 契約・手配 4 ★手間が集まる 工事・進捗管理 5 引き渡し・アフタ 6 完了後の請求と業 者への支払い
図1 リフォームの六つの工程と、手間が集まる工程

一つ目、相談・計画。

二つ目、現地調査・提案。

三つ目、契約・手配。

四つ目、工事・進捗管理。

五つ目、引き渡し・アフター。

六つ目、完了後の請求と業者への支払い。

手間が生まれるのは、二つ目と四つ目です。

二つ目の現地調査・提案で、見えない部分を見当で埋めます。

四つ目の工事・進捗管理で、その見当が合っていたかが分かります。

今回は、二つ目を分解します。

なぜ「現地調査・提案」は、何度もやり直しになるのですか?

見当が外れたことが、着工してから分かるからです。

調査でできるのは、外から見て触って測ることまでです。

下地の傷みも、配管の古さも、そこでは確かめられません。

だから提案は、見えている条件の上に組み立てます。

開けて違えば、その提案は前提から崩れます。

崩れれば、お客様との話も金額もやり直しになります。

1.なぜ、現地調査の内容が提案書に全部は載らないのですか?

気づいたことの多くが、その場の会話で流れるからです。

現場では、写真を撮りながらお客様と話します。

そこで出た希望も、心配ごとも、口で交わされます。

メモに残るのは、そのうちの一部です。

残らなかった部分は、提案書を書く段になって思い出せません。

思い出せないまま出した提案は、あとで直すことになります。

2.なぜ、リフォームの追加工事は言いにくいのですか?

最初の見積が、確かなものとして受け取られているからです。

こちらは見当で出したつもりでも、お客様には金額として届いています。

そこから増えると、話が違うという受け取られ方になります。

説明するには、なぜ増えたかを目に見える形で示す必要があります。

しかし、開ける前の状態はもう残っていません。

残っていないので、言葉で説明することになります。

3.なぜ、職人からの報告が集まらないのですか?

報告するための時間が、工事の中に無いからです。

職人は、手を動かしている間は書けません。

書けるのは、片付けが終わったあとです。

そのころには次の現場へ移っていることもあります。

だから、変更があったこと自体が伝わらないまま進みます。

伝わっていないので、請求の段になって食い違います。

4.なぜ、似た現場でも見積を作り直すことになるのですか?

過去の現場が、お客様の名前で並んでいるからです。

思い出したいのは、間取りと築年数と傷み方です。

その並びで入っていないので、条件では引けません。

心当たりの現場を開いて、違えばまた次を開きます。

探す時間は読めないので、一から積み上げるほうを選びます。

選び続けた結果、リフォームの見積は毎回ゼロからになります。

値段を決める部分が、工事を始めるまで閉じている 見えている部屋 壁の中 床下 配管 開けるまで、見当で埋めるしかない 開けて違えば、提案も金額もやり直しになる
図2 値段を決める部分が、工事を始めるまで閉じている

四つとも、同じ一軒の状態のことです。

それでも、確かめられるのは一つ目だけです。

残り三つは工事を始めてから分かるので、見積は最初から見当で出しています。

できることの一覧は、どこにありますか?

六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。

この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。

「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。

リフォームの六つの工程と、できること一覧

https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/reform.html

よくあるご質問

Q1.なぜ、この見当のずれはリフォームでだけ起きるのですか?

既にある建物に、後から手を入れる仕事だからです。

新しく建てるなら、下地も配管もこれから作ります。リフォームは、誰かが何十年か前に作った物の上に足します。

Q2.なぜ、調査を丁寧にしても分からないのですか?

壊さずに中を確かめる手立てが無いからです。

叩いた音や図面から見当はつきますが、確かめられるのは開けたあとです。丁寧さでは埋まりません。

Q3.なぜ、気をつけていても防げないのですか?

開ける前の状態が、あとに残らないからです。

増えた理由を説明したくても、開ける前の中身はもうありません。だから言葉で説明することになります。

Q4.なぜ、人数が少ない会社ほど大きく出るのですか?

調査する人と、見積を作る人が同じだからです。

現場で気づいたことを書き残す時間は、次の現場に取られます。取られた分が、そのまま抜けになります。

Q5.何から始めればよいですか?

まず一件、最初の見積と最後の請求の差を出すことからです。

差が何によって生まれたかを並べれば、見当のどこが外れやすいかが自社の数字で分かります。

まとめ

リフォームの見積がずれるのは、詰めが甘いからではありません。

値段を決める部分が、工事を始めるまで閉じているからです。

だから最初の見積は、はじめから見当で出しています。

開けて違えば、提案も金額もやり直しになります。

見えない部分は変えられませんが、気づいたことの残し方は変えられます。

まず、何から始めればよいですか?

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https://braincommunity.jp/tanaoroshi/site/reform.html

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ブレインコミュニティ合同会社

現場の手作業の隙間を、AIで自動化する受託開発です。

代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。

ご相談とお見積りは無料です。