
ご連絡をいただいてから、お式まで二日。
その二日で、決めることも押さえることも全部終わらせます。
葬儀・冠婚葬祭では、これが毎回です。
押さえる相手が、どれも自社の中にいないからです。
今回は、その集まり方がどこから来ているのかを分解します。
押さえる相手が、どれも社外にいるからです。
式場の空きは、式場が決めます。
宗教者のご都合は、宗教者が決めます。
お料理も、返礼品も、車も、それぞれ別の会社です。
こちらで動かせるのは、連絡する順番だけです。
順番を変えても、相手の都合は変わりません。
六つの工程に分かれます。
一つ目、事前相談・準備。
二つ目、ご相談とプランのご提案。
三つ目、手配・段取り。
四つ目、儀式・サービス提供。
五つ目、事後対応・アフターフォロー。
六つ目、ご請求とお支払いの確認。
手間が生まれるのは、三つ目と四つ目です。
三つ目の手配・段取りで、社外の相手を一つずつ押さえます。
四つ目の儀式・サービス提供で、押さえた結果がそのまま当日になります。
今回は、三つ目を分解します。
使える時間が、二日か三日しかないからです。
ご連絡をいただいた時点で、お式の日はほぼ決まっています。
そこから逆算できる時間は、二日か三日です。
その間に、社外の相手を五つも六つも押さえます。
一つ断られれば、そこから組み直します。
組み直す時間は、残った日数から引かれます。
どの手配も、日時でつながっているからです。
式場が一日ずれます。
宗教者のご都合も、その日で取り直します。
お料理の日も、車の日も動きます。
返礼品の届く日も動きます。
一つの変更が、五つの相手への連絡になります。
伝える相手ごとに、必要な部分が違うからです。
式場には、人数と時間を伝えます。
お料理には、人数と献立を伝えます。
車には、人数と行き先を伝えます。
もとは同じ一件の話です。
それでも、渡す形が違うので、一つずつ言い直しています。
ご連絡が、口伝えで広がっていくからです。
ご訃報は、ご親族から知人へと伝わります。
伝わる速さは、こちらでは分かりません。
前日に増えることも、当日に増えることもあります。
返礼品も席も、多めに用意します。
多めに用意した分は、たいてい残ります。
ご連絡をいただく時刻を、こちらでは選べないからです。
ご逝去の時刻は、決まっていません。
ご連絡は、その直後に来ます。
深夜でも、まずお迎えに上がります。
そこから手配が始まります。
翌朝まで待つと、二日しかない時間がさらに減ります。
四つとも、同じ一件のお式のことです。
それでも、決めているのはどれも別の会社です。
別々なので、押さえる作業を並べて進めることができません。
六つの工程ごとの一覧は、AI業務棚卸のページに置いてあります。
この記事では「そもそも、なぜその手間が生まれるのか」だけを書きました。
「AIを使って何ができるか」は、下のページに全部並んでいます。
葬儀・冠婚葬祭の六つの工程と、できること一覧
Q1.なぜ、この集まり方は葬儀・冠婚葬祭でだけ起きるのですか?
始まりの時刻を、誰も決められないからです。
予定を組める仕事なら、手配を前もって進められます。ご連絡をいただいてから逆算する仕事では、それができません。
Q2.なぜ、事前のご相談を受けていても短くならないのですか?
事前に決まるのは、大枠までだからです。
ご希望のお式の形は先に伺えます。式場も宗教者も、日が決まらなければ押さえられません。
Q3.なぜ、提携先を増やすと楽になるとはかぎらないのですか?
押さえる相手が増えれば、確かめる回数も増えるからです。
断られる可能性は下がります。そのかわり、どこへ何を頼んだかを追う手間が増えます。
Q4.なぜ、件数が重なると急に苦しくなるのですか?
二件とも、同じ二、三日の中で進むからです。
一件ずつなら順に回せます。重なると、同じ時間帯に別の相手を押さえることになります。
Q5.何から始めればよいですか?
まず一件、ご連絡から当日までに何社へ何回連絡したかを数えることからです。
連絡の回数と、そのうち同じ内容を言い直した回数が、自分の会社の数字で分かります。
葬儀・冠婚葬祭の手間は、件数だけでは決まりません。
押さえる相手の数と、使える日数で決まります。
相手はどれも社外で、日数は二、三日です。
だから、一つの狂いが全部に伝わります。
日数を延ばせないなら、押さえ方と伝え方を変えるしかありません。
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葬儀・冠婚葬祭の六つの工程が、そのまま並んでいます。
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ブレインコミュニティ合同会社
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代表は製造設計を十四年、業務改善のコンサルティング、そしてAIの実装。
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